WBC世界フライ級ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が、5月16日(日本時間17日)、米・加州イングルウッドのフォーラムで、同級2位エドガル・ソーサ(メキシコ)の挑戦を受けるタイトルマッチの記者会見が、両選手出席の下、ロサンゼルスで行われた。
2度目の防衛戦となる世界3階級制覇王者ゴンサレスは、42勝(36KO)無敗。今度が4度目の米国リング。これが3度目の2階級制覇へのチャレンジとなる元Lフライ級王者のソーサは、51勝(30KO)8敗。
会見の席上、ゴンサレスはHBOと4試合の契約を結んだことが明らかになった。全米の視聴者の前で好試合を見せれば、ゴンサレスの知名度は一気に上がり、ビッグマネーに結び付いてくる。
当日のメインイベントに出場する世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との共演は、後を追いたいゴンサレスに取って大きなチャンス。
ソーサに勝てば、HBOが興味を示しているWBO同級及びWBAスーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との王座統一戦開催も、現実味を帯びてくる。
フライ級王座統一後は4階級制覇達成へ向け、WBO世界Sフライ級王者井上尚弥(大橋)選手への挑戦を明言しており、日本のファンにとってもゴンサレスの動向は気になるところ。
まずはHBOデビューとなるソーサ戦。白熱した好試合を期待したい。