元OPBF・東洋太平洋スーパーバンタム級王者で、現在は沖縄でボクシング・クラブ・ナカザトを主宰する仲里 繁 氏の子息、仲里周磨選手がプロ入り。4月5日、福岡・北小倉体育館のフェザー級新人王予選でプロデビュー戦に挑む。
父の指導を受ける周磨選手は、アマ35勝11敗、平成23年U15全国ジュニアボクシング優勝、平成25年沖縄総体優勝などの実績を引っさげてのプロ入りで、対戦相手はプロ7戦のキャリアがある濵村貴成(宮崎ワールド)選手。
1994年12月プロデビューの父・繁選手は、97年2月、後の日本Sバンタム級王者渡辺 純一(楠三好)選手を破って、全日本新人王獲得。02年、OPBF王座獲得後、3度に渡って世界王座に挑んだが、ついに世界のベルトには届かず、05年4月の「マルセイユの死闘」、マイヤー・モンシブール(仏)戦を最後に引退。
父の引退後、10年の時を経てプロ入りする仲里2世・周磨選手は、どれだけ父・繁選手に近づけるのか、いや、父の果たせなかった「世界の夢」を実現してくれるのか。
今後の活躍を楽しみにしております。チバリョ~!。