NABFスーパーバンタム級王座決定戦。ノニト・ドネア(比)vsウィリアム・プラド(ブラジル)。28日、比・メトロマニラ・ケソン・アラネタ・コロシアム。ドネアが昨年10月、WBA世界フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に敗れて以来の再起戦に挑んだ。
プラドは22勝(15KO)4敗1分の31歳。左は「メキシコのチャールズ・ブロンソン 」こと、アントニオ・ロサダ。
試合開始。
上々の滑り出しを見せたドネア。チーフセコンドは、ノニト・ドネア・シニア。
プラドは全くなすすべがなく、ガードを固めるばかり。
ドネアの強打が、プラドのガードの隙間を容赦なく襲った。
左フックでグラリと来たプラドに襲いかかるドネア。
もはやここまでと見て取った、ブルース· マクタヴィッシュ主審が割って入り、あっけなく試合は終了。
TKOタイム2回2分16秒。
見事な圧勝劇で再起に成功したドネアは、34勝(22KO)3敗。
Sバンタム級での世界王座カムバックを狙うドネア。
WBO並びにWBAスーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)との再戦は、果たして実現するのか。今後に注目!。