21日(日本時間22日)、モナコのサル・デュ・エトワール開催された、世界ミドルタイトルマッチ。WBAスーパー&WBC暫定王者ゲンナジー・“GGG”・ゴロフキン(カザフスタン)vs挑戦者WBC1位マーティン・マレー(英)の一戦は、ゴロフキンが11回TKO勝ち。
試合は4回に2度のダウンを奪ったゴロフキンが断然優位に。しかし、鼻血をしたたらせながらマレーも奮戦。打たれながらもフィニッシュされるのを拒み続けたマレーだったが、10回、この試合3度目のダウン。
そして迎えた11ラウンド50秒、ゴロフキンの強い右を喰らったマレーがのけぞったところで、ついにレフェリーストップ。キャリア最長の11回を擁しながらも、王者が19連続KO勝利を飾った。
同じリングで行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチは、王者ヘッキー・ブドラー(南ア)が、オーバーウェイトの挑戦者2位ヘスス・シルベストレ(メキシコ)に12回判定勝ち。スコアは115-112、115-112、117-110の3-0。
4度目の防衛に成功したブドラーは、28勝(9KO)1敗、敗れた元WBA同級暫定王者シルベストレは30勝(22KO)6敗。