21日(日本時間22日)、独・ベルリンのO2アリーナで行われたWBO世界Sミドル級タイトルマッチ。王者アルツール・アブラハム(独)vs挑戦者4位ポール・スミス(英)の一戦は、アブラハムが12回判定勝ち。スコアは、117-111、117-111、116-112の3-0。
試合は王者のリードで前半戦を終了。中盤以降ペースを上げ追い上げた挑戦者だったが、アブラハムも譲らず、終盤は突き放す形で最終回終了ゴングを聞いている。約5ヶ月を置いてのダイレクトりマッチは、明白な判定でアブラハムが勝利しV3に成功。
昨日、36歳の誕生日を迎えたアブラハムは、42勝(28KO)4敗、雪辱ならなかったスミスは、35(20KO)5敗。
セミで行われたWBAインターコンチネンタルLヘビー級戦は、WBA10位の王者エンリコ・コーリング(独)が、伏兵ミルコ・リッチ(伊)に12回判定負けで王座陥落。スコアは、116-112、116-112、117-112の3-0。