マカオをホームリングに活躍する、15戦全勝(9KO)無敗、香港期待のレックス・ツォ(中国・香港)の次戦は、3月7日、ザ・ベネチアン・コタイアリーナのリングで、空位のWBAスーパーフライ級インターナショナル王座決定戦を予定。
現在、WBA世界同級11位にランクされるツォは、WBAランカーとの対戦を計画中で、3位ノラシン・ゴーキャットジム(タイ)、9位ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)のタイ勢らが、対戦相手候補にあがっている。
ツォ陣営は、この王座決定戦に勝ち、WBA世界同級の正規王者河野公平(ワタナベ)選手への挑戦を希望。早ければ7月にもマカオで実現させたいとしている。
1位に正規王者との王座統一戦権利を持つ、暫定王者デビッド・サンチェス(メキシコ)。2位にはWBAから河野選手への「挑戦権利」を与えられている亀田興毅選手がおり、混み合う正規王者への挑戦権。
河野選手のV2戦は、国内開催出来ない亀田選手との対戦指令を、WBAが発令するのか、しないのかが、大きな鍵を握る。昨年はJBCがWBAに対し、「脱退も辞さず」とする書面を交付し混沌。結局、亀田陣営が一旦引く形で延期。
しかし昨年末になって、亀田ジムの吉井慎次会長、嶋聡マネージャーは、ライセンスの更新を認めない処分は不当としてJBCを相手どり、資格回復のための地位確認請求訴訟を東京地裁に起こし、JBCvs 亀田・ WBAの関係はより一層複雑になっている。
河野選手のV2戦スケジュールが、早くハッキリするのを願うばかりだが、マカオ進出も魅力的ではあります。今後に注目!。