日本人同士によるIBF&WBO世界ミニマム級王座決定戦。WBO1位・IBF3位高山勝成(仲里)vsWBO2位・IBF6位大平 剛 (花形)。世界主要4団体のベルト制覇へ、自信を胸に高山選手が入場。2014年大晦日、大阪ボディメーカー・コロシアム。
大平選手を率いるのは、「努力の人」、元世界フライ級王者花形 進 会長(左)。
この試合の立会人は、IBFレイ・リード(豪・右)、WBOレオン・パノンチーヨ(米・ハワイ=タイ在住・中央)。
この試合のレフェリーはIBFから指名された、島川 威 氏。自己の持つ国内最年長記録更新?
第3ラウンド終了後のインターバル。大平選手が、サウスポースタイルからの右フック、左ストレートで、立ち上がり先手を取った。
強引に出た高山選手に対し、大平選手はペースダウン。試合の流れが変わった。
高山選手のノンストップ連打が炸裂。ロープに釘付けの大平選手。
キャリアの差を存分に見せつけた高山選手は、日本人選手として初めて、世界主要4団体全てのチャンピオンベルトを手に入れた。
6回までのスコアは、57-57、56-58、57-57。一人のジャッジが大平選手のリードとしていた。
リングを引き上げようとする高山選手に、客席から「ワッショイ忘れないで!」とのコール。返り咲き王者はそれに応え、「1!、2!、3!、ワッショーイ!」。
今後は両団体の指名挑戦者との防衛戦が予定される新王者。今後の防衛ロードに注目!。