JBC(日本ボクシングコミッション)が選出する、2014年度のボクシング年間表彰選手の選考会が6日、都内で行われ、WBO世界Sフライ級の新王者井上尚弥(大橋)選手が、最優秀選手賞に選ばれた。合わせてKO賞、年間最高試合賞(対ナルバエス戦)も獲得し、2014年はまさに井上選手の年となった。
また、昨年大晦日、最強王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)から2度のダウンを奪う大奮戦で、国内外に名前を売った天笠 尚 (山上)選手が敢闘賞を獲得。再起に弾みを付けた。
技能賞はWBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)選手、殊勲賞にはIBF&WBO世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)選手が選ばれた。表彰式は23日、東京・後楽園ホールで行われる。
他の受賞者は以下の通り。
敢闘賞、内山高志(ワタナベ)選手、八重樫 東 (大橋)選手。努力賞、田口良一(ワタナベ)選手、村田諒太(帝拳)選手。新鋭賞、田中恒成(畑中)選手。
女子最優秀選手賞、小関 桃 (青木)選手。女子年間最高試合は、WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ。藤岡奈穂子vs川西友子戦。
特別賞、名城信男氏、 李 冽理氏、故・大場政夫氏、具志堅用高氏。