かつて長谷川穂積(真正)選手とWBC世界フェザー級王座を争った男、ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)は、24日(日本時間25日)米デラウェアで、保持するWBCスーパーフェザー級シルバー王座防衛戦に挑んだ。
ファン・カルロス・ブルゴス。
挑戦者は元IBF世界フェザー級王者クリストバル・クルス(メキシコ)。34歳、55戦のキャリアを誇る大ベテランは、老獪でしぶといボクシングスタイルが持ち味。39勝(23KO)12敗3分。
世界ランクも2位。王者粟生隆寛(帝拳)選手を射程距離に捕らえているブルゴスは、ここは負けられない。
試合は6ラウンドにダウンを奪うと共に、クルスの右目を切り裂いたブルゴスが優勢。しかし9回、王者は不覚のダウンを喫する。だが、主導権を渡すことなく最終ラウンド終了ゴングを聞いた。
オフィシャルのスコアは、96-92、96-92、98-90の3-0でブルゴス。
初防衛に成功したブルゴスは、これで29勝(19KO)1敗。この1敗はWBC世界フェザー級王座決定戦で長谷川穂積(真正)選手に喫したものだが、その後の進歩は素晴らしい。長谷川選手も、”もう一がんばり”しなくては、ですね。
応援、深く感謝です! 【TOP】