凄い試合でした。WBO世界Sフライ級王者オマール・ナルバエス(亜)は、フライ級王座16度防衛後に返上。Sフライ級王座は今度が12度目の防衛戦という、「生きる伝説」。今年も2度の防衛に成功しており、”昔の名前でやってます”という選手ではない。
スピードで勝る井上選手が、先手を取ればそのまま押し切る可能性も高いと思っていたが、Sフライ級の井上選手は、想像以上に強かった。その勝ちっぷりはまさに怪物。「モンスター」の名に恥じないものだった。
上の写真は、「久しぶりに、ワクワクしながらスポーツ紙買いに走りました!」というファンが、送ってくれたものです。(^O^)/
本当に驚き、胸ときめいた井上選手の勝利。
海外でも、「NAOYA INOUE」の名前は一気に浮上。その電撃的勝利に最大級の賛辞が贈られている。
過去46戦43勝(23KO)1敗2分。一度もダウンの経験がないナルバエスは、絶対的に護りに強い王者だっただけに、井上選手の勝利はより一層引き立った。
試合直後のリング上、新王者からは「誰とでもやります!」と、嘘もハッタリもない自然な言葉が口に出た。
4階級制覇へのターゲットとして、この試合の勝者への挑戦を希望している、WBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との一戦実現も、現実的なものになりそうだ。
Sフライ級なら、「ロマゴンにも負けない」。そんな、強いインパクトのある井上選手の勝利でした。素晴らしかった。おめでとうございます。(^-^)/