11月の指名挑戦を実らせ王座を獲得した、WBC世界ミニマム級の新王者ワンヒン・ミナヨーティン(タイ)は、来春に初防衛戦を計画。挑戦者候補には、同級5位にランクされるOPBFミニマム級王者田中恒成(畑中)選手の名前がピックアップされている。
”中京の怪物”・田中選手のターゲットとなるミニマム級王座は、IBF、WBO王座が大晦日に挙行される日本人対決、高山勝成(仲里)vs大平 剛 (花形)戦で新王者が誕生。WBAはヘッキー・バドラー(南ア)が正規王座に座る。
バドラーは来年2月21日、モナコ・モンテカルロで2位ヘスス・シルベストレ(メキシコ)との対戦が決まっており、国内最速、プロ5戦目での世界王座奪取を目指す田中選手の標的は、高山vs大平戦勝者か、WBC王者となってくる。
タイ陣営から名前が出てきているところを見ると、ワンヒン挑戦の可能性はかなり高そうな感じ。
29歳の王者は36戦全勝(12KO)と、まだ負け知らず。しかし、もし日本での挑戦が決まれば、スピードと手数で勝る田中選手の王座奪取の可能性は大いにありそう。今後の交渉に注目。
↧
「中京の怪物」 田中恒成・狙いはWBC王座!?
↧