4月4日、横浜アリーナで防衛戦を行うWBA世界バンタム級正規王者亀田興毅(亀田)選手の対戦相手は、同級12位同級12位ノルディー・マナカネ(インドネシア)と発表され、WBA世界Sフライ級王座統一戦、正規王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)vs休養王者清水智信(金子)戦も同時開催される。
3人存在するWBA世界バンタム級チャンピオンの一番各上的存在、スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)は、4月21日にメキシコで次の防衛戦が決まっている。
前戦で元2階級制覇王者ビック・ダルチニヤン(豪)を一蹴しているスーパー王者に挑むメキシカンは一体誰になるかは、ある意味注目していた。
そして、選ばれたのはデビッド・デラモラ。昨年8月、興毅選手へ挑戦はダウンを喫しながらも果敢に追い上げ、僅差の判定負け。今回は正規王者への善戦が認められた形のスーパー王者挑戦。
12月の再起戦にKO勝利したデラモラは世界ランキング10位をキープ。24勝(17KO)1敗。しかし、モレノの壁を崩すのは難しそうで、「どれだけの試合をするか」が、興味の焦点ではないか。
デビット・デラモラ。
現在のWBA世界ランキングから下位の2人が王者への挑戦権を握った。1位は暫定王者ルイス。2位ウーゴ・カサレスはWBC挑戦権狙い、3位A・J・バナル(比)はIBF王座へ回った。5位ダルチニヤンはWBC王者山中慎介(帝拳)選手へ挑戦する。
さて、もう一人のWBA世界バンタム級王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)は3月17日に防衛戦を予定しているが、未だ対戦相手は未定。
残るランキングボクサーの立場、スケジュールと、興毅選手への指名挑戦を見送った?ルイス陣営の思惑からすると、楽な相手を選ぶものと推測される。となると、次のランキングでプロモーター推薦で挑戦者作りか?
いずれにしても王者が3人、挑戦者も不足気味と言わざると得ないWBAです。
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