WBA世界Sバンタム級2位オスカー・エスカンドン(コロンビア)、WBA同級13位で16戦全KO勝ちのジョナサン・グスマン(ドミニカ)、WBA世界Sフェザー級2位ハビエル・フォーチュナ(ドミニカ)ら、サンプソン・リューコーイッツのサポートを受ける3選手が、新たに大物代理人アル・ヘイモンと契約。
エスカンドンは昨年8月、同級暫定王者ネオマル・セルメニョ(ベネズエラ)の王座に挑むもスプリットの判定負け。現在はスコット・クイッグ(英)への正規王座挑戦を目指している。
プロキャリア3年目のグスマンは、16勝(16KO)無敗1NCの期待のホープ。これまで4ラウンド以上を要したのは3度だけというハードヒッター。今後、キャリアを積み王座を脅かす存在になってくるだろう。
WBA2位、WBCで5位にランクされるフォーチュナは、25勝(18KO)1分無敗の25歳。2012年にはWBAフェザー級の暫定王座も獲得している。ラスベガスのリングにも度々登場しており、Sフェザー王座挑戦の機会も近そう。
ワトソン(左)と、ワトソンの息子のマーカス(右)。
またもや有望株を傘下に収めたヘイモン。来年度からはNBCスポーツを中心にボクシング番組を提供する話も、どうやら本決まりのようです。表には一切出ないヘイモンに変わって、ボクシングの現場で活躍するのは、ヘイモンの親友サム・ワトソン。
モータウン・レコードで働いていたワトソンは、故マービン・ゲイと非常に親しい間柄であった。その関係でボクシング好きの友人を、ゲイはモハメド・アリに紹介。以来、親密な交際が始まった。
ワトソンとコンサート・プロデューサーだったヘイモンが知り合ったのは1980年。故バーノン・フォレストがヘイモンを雇ってから、本格的にボクシングに進出した現在まで、二人の関係は切っても切れないものとなっている。
選手の世話に追われるワトソン氏は、ますます忙しくなりそうです。