4階級制覇を達成したWBO世界Sバンタム級王者ノニト・ドネア(比)選手の左拳は、心配された骨折ではなく大事に至らなかった。そして、「休みなく戦う」と宣言しているドネアの次の対戦相手は、WBO世界バンタム級王者ホルへ・アルセ(メキシコ)が大きくクローズアップされてきた。
試合は5月、または6月にも挙行される予定で、場合によっては6月9日ラスベガスMGMグランドで開催される、マニー・パッキアオ(比)vsティモシー・ブラッドリー(米)戦の前座に入る可能性もあるとされている。
アルセは18日(日本時間19日)、一度引き分けている元フライ級王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)との再戦を控えいる。しかし、5階級制覇を果たし、それほど練習に身が入っていないとの情報もある。
だが、パーラもウェイトが苦しいうえに、8ヶ月ぶりの再起戦。一体どんな試合になるのやら。(^_^;)
さて、世界バンタム級王者の動向をまとめてみた。
「(5階級制覇でWBO同級王者)アルセと統一戦をやりたい。それは日本ではやらん。ロスかニューヨークや」と、米国進出もブチ上げたWBA世界バンタム級正規王者亀田興毅(亀田)選手の4度目の防衛戦は、4月4日横浜アリーナで同級12位ノルディー・マナカネ(インドネシア)と行われることが発表された。
PABA王者マナカネは、これまで24勝15KO10敗1分の28歳。キャリア10年。身長165センチのオーソドックス・スタイル。09年、A・J・バナル(比)=現WBOバンタム級1位=に4回KO負け、次の格下相手の試合を落とした後、現WBOスーパーフライ級5位・OPBF1位イサック・ジュニア(インドネシア)に10回判定負けと3連敗。
しかしその後は、自国リングで7連続KO勝利をあげ今回の世界挑戦につなげた。王者の防衛は揺るがないだろう。
WBA王者の2日後。4月6日(金)東京国際フォーラムではWBC王者山中慎介(帝拳)選手が、初防衛戦のリングで元2階級王者ビック・ダルチニヤン(豪)を迎え撃つ。「日本でダルチニヤンが見られるとは」。たくさんのファンの皆様から、このカードへの期待のメッセージを頂いた。
ダルチニヤンに勝てば世界的に名前が売れるだけに、山中選手、ここは”カレーパワー”でビッグネーム撃退を期待。
山中選手と、福井氏。「フクイのカレーが拳論!に出てましたよ」(山田純夫氏) 注文電話0532-61-4269
WBC1位にランクされるIBF王者アブナー・マレス(メキシコ)は、IBF王座返上、Sバンタム級転向との情報もある中、次の試合が決まった。対戦相手はベテランの元フライ級&バンタム級暫定王者エリック・モレル(プエルトリコ)。
試合は4月21日(日本時間22日)メキシコ開催で、今のところWBC同級シルバー王座が賭けられる予定。
ショウタイムで放映されるこのカードど一緒に開催されるのが、WBAスーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)の防衛戦。ゴールデンボーイ・プロモーションが、どんな対戦相手をぶつけるのか、大いに楽しみですね。
意味もなく作られたWBA暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)は、指名の正規王座挑戦をけって暫定王座防衛路線。わが道を行くという感じ。3月17日に試合は予定されているが、未だ対戦相手は未定。どんな選手を挑戦者に選ぶのかは、違う意味で興味深い。
6人もいる世界バンタム級王者。一般の方へは説明しづらい。(^_^;)
「村田英次郎さんがかわいそうですよ」
WBAの3人は早く減らさないと。頼むよルイス・・・。
被災地復興へ、ボクシング・チャリティオークション 【3・27 WBC世界Sフライ級タイトルマッチ】
★先着5名様・ミニグローブ3千円以上購入で、日本選手世界タイトル奪取試合集(39人)DVDプレゼント!
応援、深く感謝です! → 【TOP】