19日、マカオ・ベネチアンリゾート・コタイアリーナで開催された、”チャンピオンズ・オブ・ゴールド”のセミファイナル。HBOにより全米に放映されたのは、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)vsジュニア・タリピュー(豪)の一戦。
NABF北米Sミドル級王座ラミレスは、これまで28戦全勝(22KO)無敗。世界ランキングはWBO2位、WBA3位、IBFでも4位に付ける23歳。
対するタリピューは、WBA世界同級14位、20勝(7KO)2敗1分の30歳。前戦でWBA同級のフェデラテン王座を獲得したが、それから11ヶ月ぶりのリング登場。
試合開始。189センチの長身サウスポー、ラミレスが、19センチ低いタリピューを左右アッパーで攻める。
ラミレスは立ち上がったタリピューに、すかさず追撃。
アッという間に3度のダウンを奪って試合を決めた。
TKOタイム、1回1分58秒。
保持する北米王座の初防衛に成功したラミレスは、同時に空位のWBO同級インターナショナル王座も獲得した。
トップランクのサポートを受ける、メキシコ期待のラミレス。
来年あたりには、念願の世界挑戦が実現するか?。