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Channel: BOXING MASTER first 2006-2023
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元3階級王者マレス再起戦 vsオケンド MGMグランド

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元世界3階級制覇王者のアブネル・マレス(メキシコ)が、約1年ぶりにリング復帰。カネロvsララ戦のアンダーカードで、フェザー級ノンタイトル10回戦に挑んだ。





対戦相手はジョナサン・オケンド(プエルトリコ)。これまで24勝(16KO)3敗。Sバンタム級を主戦場にしている。

試合開始。ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)戦での、初回KO負けの悪夢を振り払うかのようにマレスは慎重なスタート。







第4ラウンド。頭から突っ込んで来るマレスに対し、オケンドも低い姿勢で対抗。両選手の頭がぶつかり、マレスは左目上をカットして出血。ドクターチェックを受けた。この回はオケンドがポイントをおさえた。







この試合からトレーナーに就いたバージル・ハンターの指示を聞くマレス。

オケンドは接近戦でマレスを苦しめた。









足を使い、打っては動くマレス。

手数優先スタイルの元王者が、ヒット数で上回りポイントを引き寄せて行った。







パワーで勝るオケンドはビッグショットを狙ったが、マレスには当たらない。

最後まで手数に徹したマレス。時折、ロープに詰める場面もあったが決定打は見まえない。







ひたすら前に出て、最後まで顔面一発狙いのオケンド。

マレスはこれには付き合わず、大事に戦った。



そして試合終了。

ジャッジ3者のスコアは96-94、98-92、98-92でマレス。





1年ぶりの再起戦に勝利し、ホッと安堵の表情を浮かべる元3階級制覇王者。

しかし、この再起戦を見る限り、まだまだフェザー級では不安が残る。

ハンターとのコンビは、今後どんなフェザー級のマレスを作っていくのか。今後に注目。

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