28日(日本時間29日)、米ネブラスカ州オマハ・センチュリーリンク・センター。元3階級制覇王者(暫定含)ユリオルキス・ガンボア(キューバ)が、1年ぶりにリングに登場。WBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード(米)に挑んだ。
リッキー・バーンズ(英)を敵地で破り王座奪取に成功したクロフォードは、この試合が初防衛戦。
リングアナはお馴染みマイケル・バッファー。
自信満々の挑戦者ガンボアは、23戦全勝(16KO)無敗。
緊張感漂う王者クロフォードも、これまでの23戦全てに勝利(17KO)している。
無敗同士、注目の一戦がいよいよ始まった。
クロフォードはジャブを使って距離を取る。一方のガンボアは積極的にボディを攻めた。
我らがヒーロー、クロフォードの凱旋試合。8600席用意されていたチケットは完売(最高100ドル)。閉鎖されていた座席が追加された。
3回。互いに足を使い動き合う中、ガンボアのいきなりの右がヒット。ポイントをあげる。
4回。前がかりで攻めてくるガンボアに、クロフォードはカウンターを合わせ始めた。
第5ラウンド。王者の左から右が挑戦者を捉えると、挑戦者はダウン。
立ち上がったガンボアは、クロフォードの右の追い打ちを被弾。ダメージが感じられた。
落ち着いた表情でコーナーのアドバイスを聞くクロフォード。手応えを感じたようだ。
試合は第6ラウンドへ。前回のダメージがあるのか、ガンボアの動きに余裕がなくなってきた。
それでも強気は変わらない。 = 後半戦へ続く =