元フェザー級王者オルランド・サリド(メキシコ)のマネジャー、ショーン・ギボンズ氏が、WBC世界Sフェザー級王者三浦隆司(帝拳)選手への挑戦を画策していることを、ESPNへのインタビューで明かした。
8月30日(現地時間)、メキシコ・エルモシヨで次戦を予定しているサリドは、10月のトップランクのシンガポール興行で三浦選手へ挑戦を狙う。
今年3月、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とのWBO世界フェザー級王座を賭けた試合では、前日計量に失敗し王座剥奪。僅差の判定で勝利をあげたものの無冠となったサリドは、階級を上げて王座挑戦のチャンスを伺っていた。
サリドはしぶとさが売り物の33歳の好戦的ファイターで、これまで41勝(28KO)12敗2分の戦歴を残す。
”ボンバー・レフト”・三浦選手は、これまで2度の王座防衛に成功。初防衛戦では敵地メキシコで、指名挑戦者セルヒオ・トンプソンとの倒し合いを制し、その名を海外に知らしめた。27勝(20KO)2敗2分。
実現が待たれる好カードです。