14日(日本時間15日)、ニューヨーク・ブルックリン・バークレイズ・センター。WBO世界Sウェルター級タイトルマッチは、王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米)が初防衛戦のリングに登場。
挑戦者は1位にランクされるブライアン・ローズ(英)。左端の長身は、ローズのプロモーター、エディ・ハーン(英)。父のバリーは、殿堂入りしている。
緊張感漂わせる挑戦者陣営。
両選手にらみ合い、試合開始ゴングが鳴った。
アンドラーデは立ち上がって来たローズを自在に攻めまくる。
試合は完全にチャンピオンがペースを握った。
第3ラウンド。今度は右フックを合わされ、ローズは再びキャンバスへ落下。
王者の攻撃に挑戦者はなす術がない。
試合は全く一方的になった。
6回はアンドラーデがワンサイドでローズを打ちまくった。
そして第7ラウンド。
ここでついにマイケル・グリフィン主審が割って入り試合はストップ。
TKOタイム7回1分19秒。
アンドラーデ快勝。
指名挑戦者は1ポイントも奪うことが出来なかった。
21戦全勝(14KO)、未だ無敗のアンドラーデをサポートするのは、共同プロモーター、ジョー・ディグアルディア(米・左)とアーサー・ペルーロ(米・右)の二人。
だが、メインのプロボドニコフvsアルジェリ戦では二人は敵対関係。プロボドニコフはペルーロがゲルマン・ティトフ(露)とプロモート。一方のアルジェリはディグアルディアの傘下にある。