WBAが最新ランキングを発表。月間最優秀選手には、Sバンタム級王座統一戦に勝利したギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が選ばれている。前回発表以後のタイトルマッチは、このSバンタム級戦ひとつのみ。したがって大きな変動はない。前正規王者リコ・ラモス(米)は6位。
「下田君(5位)、もったいなかったァ」と、米国でのラモス戦を悔しがる声が届いたラモスvsリゴンドー戦。
前正規王者となったリコ・ラモス(米)は6位。1位は空位となり、オフィシャルチャレンジャー不在とある。前回5位 李 冽理(横浜光)選手は木村章司(花形)選手に敗れランク外へ。しかし、勝った木村選手の名前も見当たらないのは解せない。
Sフライ級。WBC王座挑戦が決まった佐藤洋太(協栄)選手が4位へアップ。亀田大毅(亀田)選手は6位。前回4位ドライアン・フランシスコ(比)は5位。何にもしてないから理由はわかりませんが、洋太選手が言ってた「ちょっとでも上がれば気分いいじゃないですか」が現実となった。(^-^)/
ミニマム級暫定王者(1位)パイパロッブ・ゴーキャットジム(タイ)と、ミドル級暫定王者(1位)ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン)には、”STATUS UNDER REVIEW”の表記。いわゆるポジションのペンディングということですが、パイパロッブは大量の麻薬所持で5年間を有罪判決を受けており、現役生活続行は難しい。
正規王者八重樫 東 (大橋)選手が、WBC同級王者井岡一翔(井岡)選手と王座統一戦を計画するこのクラスは、2位にピグミー・ゴーキャットジム、3位に前正規王者ポンサワン・ポープラムックとタイ勢が続いている。
ヌジカムの方は、WBAが正規王者ジョナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦を指令。しかし、ヌジカム側はゴロフキンとの対戦を拒否。パナマ本部で入札(日本時間3日)に持ち込まれている。入札の結果次第ですが、暫定王者が戦う意思を示さなかった場合は剥奪もありえそう。
王座統一戦指令は、全階級で一貫性がないと駄目ですね。
さて、今回の発表から各クラスにスーパーベルトという表記がなされている。
ミニマム級レオ・ガメス(ベネズエラ)、Lフライ級具志堅用高(協栄)選手、フライ級パスカル・ペレス(亜)、Sフライ級カオサイ・ギャラクシー(タイ)、バンタム級エデル・ジョフレ(ブラジル)、Sバンタム級ウィルフレッド・ゴメス(プエルトリコ)、フェザー級エウゼビオ・ペドロサ(パナマ)、Sフェザー級フラッシュ・エロルデ(比)。
ライト級ロベルト・デュラン(パナマ)、Sライト級アントニオ・セルバンテス(コロンビア)、ウェルター級シュガー・レイ・ロビンソン(米)、Sウェルター級トーマス・ハーンズ(米)、ミドル級カルロス・モンソン(亜)、Sミドル級シュガー・レイ・レナード(米)、Lヘビー級バージル・ヒル(米)、クルーザー級イベンダー・ホリフィールド(米)、ヘビー級モハマッド・アリ(米)。
さすがに記憶に残る、すぐに名前が出てくる、すごい顔ぶれです。世界チャンピオンの名前を全部暗記してた頃を思い出します。
スーパーベルト王者に恥じない、わかりやすいチャンピオン認定をしてほしいWBAです。
被災地復興へ、ボクシング・チャリティオークション 『日本のプロボクシング世界王者で歴代最強は?』
応援、深く感謝です! → 【TOP】