WBC世界ヘビー級タイトルマッチ、ベルマン・スティバーン(ハイチ=カナダ)vsクリス・アレオーラ(米)の一戦は、第4ラウンドを終了。今日はロープを背に守勢に立つ場面が多いスティバーン。これは作戦なのか?。 【 第4ラウンドまで 】
第5ラウンドも攻めるアレオーラ。時折合わせるスティバーンの構図は変わらない。
試合のペースはアレオーラだが、手数とヒットの割には、スティバーンにダメージを与えることが出来ていない。
攻めていたアレオーラにスティバーンの右が命中。テンプルを打ち抜かれたアレオーラは、足元をふらつかせ、たたらを踏んでキャンバスへ落下。
足がグラグラのいわゆるタコ踊り状態のアレオーラは、ロープに頭を突っ込むようにして再びダウン。
これで決着かと思われたが、アレオーラは立ち上がり試合は続行。
しかし、もはやなす術がない。
滅多打ちにあうアレオーラを、ようやくライス主審が救い試合は終了。
TKOタイム6回2分2秒。
ドン・キングが再びWBC世界ヘビー級チャンピオンのプロモーターとして復活。
現在はラスベガスに住む新王者スティバーン。
ランキング3位には、アル・ヘイモンの傘下にある31戦全KO勝ちのデオンタイ・ワイルダー(米)が控える。
決定戦後の初防衛戦。果たして誰が相手に選ばれるのか?。