WBC世界ヘビー級王座決定戦は10日(日本時間11日)、ロサンゼルスの南カリフォルニア大学構内の競技場ギャレン・センターで行われた。国歌吹奏を担当した同大学の吹奏楽部の面々と記念写真収まるのは、ドン・キングとダン・グーセン。
WBC世界ヘビー級2位にランクされる地元のクリス・アレオーラ(米)。36勝(31KO)3敗。プロモーターは、ダン・グーセン。
WBC世界ヘビー級1位ベルマン・スティバーン(ハイチ=カナダ)。23勝(20KO)1敗1分。1年前の対戦では、アレオーラからダウンを奪い大差の判定勝ちを収めている。プロモーターはドン・キング。
ジャック・ライス(米)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
ジャッジ、マックス・デルーカ(米)。
同じくジャッジのジェリー・ロス(米)。
ロバート・タパー(カナダ)。
米TV局ESPNは本試合をチャンネル二つで2ヶ国語放送。スペイン語チャンネルの解説はアブナー・マレス(メキシコ)。
ロープを背にアレオーラの攻撃を受けるスティバーン。試合はこんなシーンが目立つ展開に。
2回、3回と、手数、ヒット数共に上回ったアレオーラがポイント連取。
時折放つスティバーンのパンチはブロックされた。
4回、スティバーンをコーナーに追い込み連打のアレオーラだが、ダメージングブローを決めることは出来ない。
第4ラウンドまでの採点は、カナダのタパーが39-37でアレオーラのリードとしたが、残る二人はイーブン。
攻め込んで試合を作っているのはアレオーラ。しかし、試合はいきなりの結末を迎えることに・・・。 → WBC世界ヘビー級戦 衝撃の結末 スティバーンvsアレオーラ