WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)選手の初防衛戦は、元2階級制覇王者ビック・ダルチニヤン(豪)が相手。試合は4月6日(金)東京国際フォーラムで開催される。
世界的バンタム級メジャータイトル制覇にあくなき闘志を燃やすダルチニヤンは、昨年12月WBA同級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)に敗れてはいるが、サウスポースタイルから繰り出される強打は侮れず、世界的ネームバリューも高い。
36歳。37勝(27KO)4敗1分。王者にとっては、一瞬の油断もならない危険な挑戦者といえる。
しかし、チャンピオン山中選手は現在9連続KOと絶好調。
知名度ある挑戦者を撃退して、世界にその名を知らしめる絶好のチャンスといえる。
サウスポー同士。長身の王者は短躯強打の挑戦者をスピードあるアウトボクシングで交わしながら、機を見て鋭い左ストレートを打ち込みたい。29歳の王者は15勝(11KO)2分無敗。
「面白い相手とやるねェ」(^O^)/
注目の好カードですね。
そしてWBC世界Sフェザー級王者粟生隆寛(帝拳)選手は、WBC同級1位ターサク・ジャンデーン(タイ)との指名防衛戦に挑む。これが3度目の防衛戦になる王者に挑むターサクは、身長165センチの頑丈なファイター型サウスポー。
挑戦者はこれまで46勝(31KO)3敗1分の戦歴を残す30歳。06年にはファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)ともグローブを交えている。世界タイトル戦は、これが4年ぶり3度目となる。
4年前、ラスベガスでWBO世界フェザー級王者スティーブン・ルエバノ(米)へ挑戦する前のターサクの練習をハワイで見た時は、凄い馬力に関心。人間的にも真面目そうで、随分ハードなジムワークをこなしていました。
粟生チャンピオンには、スピードボクシングを期待!
ターサク・ジャンデーン ハワイ・カカアコジム
にて
この日はケガで延期されていた元2階級制覇王者長谷川穂積(真正)選手の再起戦もセット。WBC世界フェザー級3位にランクされる元王者は、WBC同級スペイン語圏王者フェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)と対戦。
世界前哨戦と銘打たれたノンタイトル10回戦。
気持を切り替えた、新たなチャレンジの成功を期待!
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