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ロマチェンコvs世界最速 WBO世界フェザー級

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3月1日(日本時間2日)、プロ2戦目での世界王座挑戦で、オルランド・サリド(メキシコ)に敗れ、世界王座最速到達記録ならなかったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に、WBOは再びチャンスを与える模様。


先のタイトル戦ではサリドが計量を早々に諦め、体重超過で王座剥奪。ロマチェンコ側に1万5千ドルの罰金を支払い、ロマチェンコが勝てば新王座、サリドが勝っても王座は空位という変速タイトルマッチとして行われた。

試合当日には147ポンドのウェルター級まで上げて来たサリドは確信犯といっていいだろう。

試合は後一歩というところまでサリドを追い詰めたロマチェンコだったが、サリドのプロ叩き上げのキャリアの前に僅かに屈した。

「判定はフェア」だとしたロマチェンコは、「手数も足りなかった。終盤に余力を残しておこうと思い過ぎた」と、自分の思う通りの試合ができなかったことを正直に明かし、「私自身もチームも、多くのことを経験したんだから、これからもっと強くなる」と語っている。


王座決定戦で1勝(1KO)1敗のロマチェンコとベルトを争うと見られているのは、同級1位ゲーリー・ラッセルJr(米)=24戦全勝(14KO)無敗=。

トップランクと契約するロマチェンコと、ゴールデン・ボーイ・プロモーションが後押しするラッセルJrが戦うとなると、興行権は”入札”で、ということになる。G・B・Pのトップ、リチャード・シェーファーは、「プロモーター同士で競争するだけ」と、強気の構え。

後はトップランクが受けて立つのか、それとも、別の道を模索するのか、待たれるところである。

キャリアを積んだロマチェンコは、世界最速タイとなる3戦目での王座到達なるか?。

記録保持者センサク・ムアンスリン(タイ)は無敵のムエタイ王者から国際式に転向。センサク以外にも、大場政夫(帝拳)選手と戦ったベルクレック・チャルバンチャイなど、ムエタイ王者から国際式王者になった例は数多い。


チャルバンチャイ。レフェリーは、若きウクリット・サラサス氏。

しかし失敗もある。サガッド・ペッチジンディー。国際式初戦で、世界2位ファン・アントニオ・ロペス(メキシコ)を破り、2戦目は日本ランカー水野久巳(ミカド)選手をKO。そして、3戦目でWBC世界Sバンタム級王者ウィルフレッド・ゴメス(プエルトリコ)に挑戦するのだが、これは全く歯が立たず3回TKO負け。

運が悪いとしかいいようがありませんが、再びムエタイに戻ったサガッドは、6年後再び国際式にUターン。しかし、東洋王座に君臨したのみに留まった。

ロマチェンコの今後に注目。

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