WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ(8日・ラスベガス・MGMグランド)。王者レオ・サンタクルス(メキシコ)は、2度目の防衛戦。26勝(15KO)1分。未だ無敗の2階級制覇チャンピオンは、自信満々リングに登場。
挑戦者は日本のファンにも馴染みが深い、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)。32歳の元Sフライ級王者は、王座カムバックと2階級制覇を賭けた戦い。
ケニー・ベイレス(米)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
立ち上がりから豊富な手数でプレスをかけたのはサンタクルス。
サウスポーの挑戦者に、サイドスロー気味の左フックがよく当たった。
4回、サンタクルスは偶然のバッティングで右まぶたをカット。
しかし、試合の流れは変わらない。体格で勝る王者が、主導権を取り続けた。
サンタクルスは多彩なパンチでミハレスを攻め立てる。
8回終了後のインターバル。なかなか突破口を見いだせない挑戦者には、疲労の色が。
第10ラウンド終了。コーナーのサンタクルスには余裕が伺える。
11回、逆転を狙って打ち合いに応じるミハレスだが、サンタクルスの手数は止まらない。
ミハレスもよく粘り、試合は12ラウンドを終了。
文句ない判定でサンタクルスの手が挙げられた。
スコアは120-108、120-108、119-109の3-0。
サンタクルスの右は、マウリシオ・スライマンWBC新会長。
25歳のチャンピオンは、ファイトマネーもグッと上がって、今回は50万ドル(約5,100万円)。
近い将来、3個目のベルトを狙うことになるだろう。
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