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2戦目ロマチェンコvsサリド WBOフェザー級

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五輪2連覇。アマチュア時代の戦績396勝1敗を誇るワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、プロ2戦目で世界挑戦。来年3月1日、米テキサス州サンアントニオ・アラモドームで、WBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(メキシコ)とグローブを交える。


プロ初戦でWBO世界フェザー級7位にランクされるホセ・ラミレス(メキシコ)を4回にKO。世界ランク入り(5位)を決めたロマチェンコは、来年1月に返り咲き王者サリドへ挑戦するプランが明かされたが、その後、拳の負傷が判明。試合は延期。

すかさずWBOは、G・B・Pと契約する同級1位ゲイリー・ラッセルJr(米)を指名挑戦者に指令。水面下でG・B・Pと、トップランクが衝突したが、ここはトップランクが勝利。ロマチェンコの挑戦が優先された。

先の王座決定戦でサリドが得た報酬は10万ドル(約1千万円)で、デビュー戦のロマチェンコも同額だった。


33歳の老練王者サリドは、40勝(28KO)12敗2分と豊富なプロキャリアを誇る。しかし、出だし6勝4敗1分け。しかもその4敗目は、12連敗中の相手にKO負け。しかも敗れた相手は、その後ひとつの引き分けを挟み、なんと22連敗を記録している。

そんな相手に自分だけKOされたら、本来、夢も希望もなくして辞めちゃいますよね。(^o^;)

だが、サリドはここから立ち直り世界の頂点を極めた。負けながら強くなった、頑張り系の典型的な選手。(悩める選手はサリドを見習い、頑張ってほしい!)

来年2月に26歳の誕生日を迎えるロマチェンコは、父親アナトニーにボクシングを仕込まれ、07年の世界選手権初登場で銀メダル獲得。ボクシングの試合で敗れたのは、この時の決勝戦だけという、いわば天才。プロ2戦目で世界チャンピオンの称号を手に入れる可能性も十分といえる。

とにかく、全てにおいて両極端な二人の激突派、大いに楽しみです。

応援、深く感謝です!→   


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