16日、後楽園ホール。期待の怪物。高校生初のアマ7冠を達成した日本Lフライ級6位井上尚弥(大橋)選手が、プロ3戦目もKO勝利。フジTVが21年ぶりにプロボクシングをゴールデンタイムで生中継した期待に見事に応えた。
同級1位にランクされる佐野友樹(松田)選手との試合は、3回に右拳を負傷。その後は左手一本での戦いを強いられたが、10回1分9秒、レフェリーストップよるTKO勝ち。
この勝利により次戦での日本タイトル挑戦が現実味を帯びてきた。
私は今、協栄ジムの小野木協栄(カナエ・本名)と一緒に、ハワイの”伝説のトレーナー”スタンレー・イトウ先生の所へ来ています。
「カナモト、井上っていうのいい選手ネ!」
「エッ、スタンレーさん、なんで知ってるんですか?」
「今日のNHKニュースで、ちょっと見ました。左、とっても上手にたくさん使うのネ」
「大橋もいい選手持って良かったネ」
「あの選手と戦うならねェ、・・・・・・」
さすがにイトウ先生。褒めた後は、もし戦わばという戦略論が飛び出てきました。
思えば今から40年前。ハワイでWBC世界ライト級王座を失ったばかりのチャンゴ・カルモナ(メキシコ)を7回KOに破り、世界ランクを強奪した門田新一(三迫)選手が乞われて凱旋帰国し、元世界挑戦者ジミー・ロバートソン(米)を4回KOに切って落とした試合も、フジTVでゴールデンタイムに生中継されました。
門田新一、凱旋帰国第1戦。静岡でもリアルタイムで放映。これは珍しかった。
「カッコいいなァと思ったものです」
私は、それからボクシング。はまったんですねェ。
「カドタ、本当は世界チャンピオンよ!」
明日は、イトウ先生と盛り上がりそうです!
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