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ドネアvsリゴンドー April 13 New York
Sバンタム級のトップスター。WBO世界同級王者ノニト・ドネア(比)と、WBA世界同級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の王座統一戦がついに実現。ようやく試合の正式発表にこぎつけた。
試合は4月13日(日本時間14日)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される。
お馴染み、トップランク社の総帥ボブ・アラム。80歳を越えても、まだまだ意気盛ん。
下は会場となるNYの音楽の殿堂、「ラジオシティ・ミュージックホール」を所有するMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)のスポーツイベント代表、ジョエル・フィッシャー。
同会場でボクシング試合が開催されるのは、00年1月のロイ・ジョーンズJr(米)vsデビッド・テレスコ(米)戦以来2度目となる。
ドネアのマネジャー、キャメロン・ダンキン(ラスベガス在住)。故・ディエゴ・コラレスも彼の持ち駒だった。現在は、ティモシー・ブラッドリー、ミゲール・アンヘル・ガルシア、レオ・サンタクルス、ブランドン・リオスらの有力選手を傘下に収めている。
下はニューヨーク州コミッション代表のメルビナ・レイサン。ジャッジ出身。
こちらはリゴンドーのプロモーター、キダー・マッセンバーグ(米)。
下はリゴンドーのマネージャー、ゲイリー・ハイド(アイルランド)。
リゴンドー陣営は、複雑に国際色に富んでいる。それが、様々なトラブルの素となっているのは否定出来ない。
イスマエル・サラスに代わって、リゴンドーの新トレーナーに就いたペドロ・ディアス(キューバ・米マイアミ在住)。
ヘビー級金メダリストのオドラニエル・ソリス(キューバ)も師事。ドネアに試合前の徹底したドーピング検査を主張した。
キャリア最高の75万ドル(約約7千万円)の報酬を得るリゴンドーは、相変わらずの無表情。11戦全勝(8KO)。
実質的なSバンタム級王座統一を成し遂げて、フェザー級進出が予想されるドネア。31勝(20KO)1敗。デビュー2戦目で判定を落として以来、12年間負けを知らない。
ドネアがWBOのベルトを持参しなかったため、WBAのベルトのみを挟んでファイティングポーズを取る両雄。この試合は、WBA、WBOの王座統一戦だが、WBAは勝者をスーパー王者として認定する。したがって、引き分け以外の場合には新しいWBA正規王者が造られるのには閉口するばかり。
リカルド・コルドバ(パナマ)戦で見せた打たれ脆さが、どうしても気になってしまうリゴンドー。ドネアのスピード、パワー、スキルは、五輪2連覇のWBA王者を寄せ付けまいと見るが・・・。
この試合のチケット価格は、$300(約2万8千円)、$150(約1万4千円)、$75(約7千円)、$35(約3千5百円)となっている。
ワクワクして来る好カード。楽しみですね。(^O^)/
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佐藤洋太 「普通にリゴンドーでしょう!」 ドネアvsリゴンドー
「本当に決まったスか?」
4月13日(現地時間)、ニューヨークで対戦が決まったWBO世界Sバンタム級王者ノニト・ドネア(比)とWBA世界同級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の一戦に、WBC世界Sフライ級王者佐藤洋太(協栄)選手も興味津々。
「ドネアは負けないと思うよ」
「そうっスか~。普通にリゴンドーじゃないスかねェ~」
「そうかなァ~。ドネアも西岡戦みたいに絶対に慎重にやるよ。やる前から見切ってる相手には、最初から倒しに行くけどね。リゴンドーがドネアを倒すシーンは思い浮かばないしねェ」
「じゃあ、1万円賭けますか?」('-^*)/
「おいおい、そんなに庶民をいじめないでよチャンピオン」(^_^;)
「10人くらい集めてみんなで束になってかかっていくから、ドネアが勝ったら倍付けで頼むよ。ブログで挑戦者募集しちゃおうか」(^-^)/
「それはまずいっス」(^_^;)
「だけど、ボクシングは面白くない奴のほうが絶対強いっスよ」
「洋太も面白くないからなァ」(^O^)/
V3戦はタイで開催される可能性が濃圧の洋太チャンピオン。
「倒す自信はないっスけど、完封する自信はあるっスよ!」('-^*)/
「それで大丈夫だよ」
「それに俺、TV放送なかったらやりたい放題大暴れっスよ。何でもやるっスから!」('-^*)/
連日出稽古にやってくる、日本Sフライ級ランカー宮森卓也(18古河)、アマから転向した上林巨人(竹原&畑山)、ガンバレ将太(戸髙秀樹)選手らを相手に、次期挑戦者スリサケット・ソールンビサイ(タイ)対策に余念がない洋太選手。
スパーでは、とにかくテーマを持ち、色々と試すのが洋太チャンピオンの良いところ。
スリサケットは17勝(16KO)1敗1分と、高いKO率を誇る小柄なパンチャー。唯一の敗戦は3年前、日本で大庭健司(FUKUOKA)選手に判定負けを喫したもので、以来16連勝中。
「大場君に負けてるんだから、タイだって言っても洋太は負けられないよなァ」(^-^)/
洋太チャンピオンが慎重にやるように、リゴンドーと戦うドネアも面白くない戦いをするはず。
「そうなると、わからなくなってくるっスねェ~」(;^_^A
とにかく面白い試合。「早く観たいっス」ですね。(^O^)/
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ジョニゴン&セグラ 再起戦結果!
23日(日本時間24日)メキシコ・イスタパのリングに登場した、元2階級制覇王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)は、エウセビオ・オセジョ(ニカラグア)に12回判定勝ちで、ダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ)にWBC世界フェザー級王座を追われて以来の再起戦を飾った。
スコアは、115-111、115-112、116-110の3-0。
ポンセ・デレオンとの再戦を望むゴンサレスは、53勝(45KO)8敗。オセジョは、21勝(7KO)13敗2分。
同日、メキシコ・エルモシージョでは元WBA&WBO世界L・フライ級王者ジョバニ・セグラ(メキシコ)が、
ブライアン・ビロリア(米)に敗れて以来、1年2ヶ月ぶりにリング登場。元世界挑戦者オマール・サリド(メキシコ)との10回戦で、9回2分42秒TKO勝ちを飾った。
4月で31歳になるセグラは、28勝(24KO)2敗1分。今後はフライ級王座再挑戦を目指すことになろう。
同じリングで行われたWBCスーパーフライ級シルバー王座決定戦は、デビッド・サンチェス(メキシコ)が、マーロン・タパレス(比)に12回判定勝利。新王座に就いている。
スコアは、116-112、115-113、114-114の2-0。
昨年10月、白石豊土(協栄)選手と対戦話があったサンチェスは、19勝(15KO)2敗2分。善戦のタパレスは、21勝(8KO)2敗。
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IBF世界Jミドル級戦 バンドリッジvsスミス
23日(日本時間24日)米デトロイト。地元の故エマニュエル・スチュワードが設立したクロンクジムの看板を背負う、IBF世界J・ミドル級(Sウェルター級)王者コーネリアス・バンドレッジ(米)が、フロイド・メイウエザー、アル・ヘイモン擁する挑戦者イシェ・スミス(米)を迎えて、3度目の防衛戦に挑んだ。
序盤、バンドレッジは得意の右オーバーハンドに左ロングアッパーを交え試合をリード。
しかし、第4Rあたりから左リードで活路を見出したスミスの前に王者は次第にペースダウン。
スミスは中盤以降、バンドレッジのお株を奪う右オーバーハンドを次々にヒット。
バンドレッジの反撃も寸断される場面が目立ち、試合は挑戦者ペースで進む。
ラストラウンド終了。勝負は判定へ。
挑戦者陣営は勝利を確信し笑顔。
発表されたスコアは、116-111、116-111、113-114でスミス。
デビュー13年目。34歳の新王者“シュガー・シャイ”・スミスは、ラスベガス生まれ。戦績は25勝(11KO)5敗。
判定は割れたが、試合を観戦したマスコミ、専門家は、スミスの明確な勝利を支持する声が圧倒的だった。
地元ファンの前で王座転落となったバンドリッジは、32勝(19KO)5敗となった。
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レベコvs黒田 計量 WBA世界フライ級戦
27日、川崎市の等々力アリーナでゴングを迎えるWBA世界フライ級タイトルマッチに出場する、王者ファン・カルロス・レベコ(亜)と、挑戦者黒田雅之(川崎新田)選手の前日公式計量が行われ、両選手が無事計量パス。いよいよ明日の決戦を待つ。
王者はパンツを脱いでギリギリのフライ級リミット50.8キロ。
「まだ、ちょっとゆれてる感じでしたが、新田陣営がOKということで」
王者レベコは、29勝(16KO)1敗の29歳。Lフライ級も制している2階級制覇王者で、全体的にまとまった好選手。
挑戦者は50.6キロでパス。
挑戦者黒田選手は、日本Lフライ級王座を返上し、1階級上げての世界初挑戦。21勝(13KO)3敗2分。
レベコがLフライ級王座を追われたのは、パリ遠征で地元のブライム・アスルム(仏)に敗れてのこと。アスルムの勝利は大番狂わせだった。
黒田選手にとって予想は厳しいが、世界をアッといわせることが出来るのか。
稲城市生まれの挑戦者。
地元で市議会議員を務める元王者坂田健史氏が、かつて持っていたベルトを再び稲城市に持ち帰るこを期待したい。
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宮尾vs秋田屋 WBA世界女子Lミニマム級戦
26日、後楽園ホールで行われたWBA世界女子Lミニマム級タイトルマッチは、ビジュアル系対決。
チャンピオン宮尾綾香(大橋)選手は、これが初防衛戦。
挑戦者は同級13位の秋田屋まさえ(ワイルドビート)選手。
リングサイドから鋭い視線を送る試合管理役員。
第3ラウンド、秋田屋選手は偶然のバッティングで右目上をカット。
多彩なパンチを放つチャンピオン。
4回には宮尾選手があごに偶然のバッティングを食らい倒れ込む場面も。
「完全に効いた。足にきた」
そして第6ラウンド。宮尾選手の右で秋田屋選手は、「足を踏まれて倒れたのに」というダウンを喫する。
必死の反撃を見せる挑戦者だが、上手い王者はクリーンヒットを許さない。
最終、第10ラウンドは両選手は激しい打ち合いを演じ、会場は盛り上がった。
勝負は判定に持ち込まれ、96-93、98-92、98-91の3-0で宮尾選手が勝利。
29歳の王者は、10勝(1KO)1敗。
「次こそはスマートな女子ボクシングを見せたい」と新たな目標を掲げた。
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マレスvsポンセ・デレオン WBC世界フェザー級
バンタム級、Sバンタム級の2階級を制覇したアブネル・マレス(メキシコ)が3階級制覇を目指し、WBC世界フェザー級王者ダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ)へ挑戦することが決まった。
試合は4月20日(現地時間)ロサンゼルス近郊カーソンの、ホームデポセンターで開催される。TV放映はShowtimeで、同日行われるマルコス・レネ・マイダナ(亜)vsホセシト・ロペス(米)の一戦も放映される。
ポンセ・デレオン。
ベテラン王者ポンセ・デレオンとマレスの戦いは、好戦的な両者だけに激しい打撃戦必至。果たして、タフな王者に挑戦者の突貫アタックが通用するのか。
ポンセ・デレオンは、44勝(35KO)4敗。32歳の王者はジョニー・ゴンサレス(メキシコ)から奪ったの王座の初防衛戦。
27歳のマレスは25勝(13KO)1分無敗。ここ3年間、世界レベルで戦うようになってからKO決着はない。
マレス。
同日、メキシコシティでは、マレスが返上したWBC世界Sバンタム級王座決定戦が予定され、ビクトル・テラサスと、クリスチャン・ミハレスのメキシカン同士が激突する。
フェルナンド・モンティエル(メキシコ)からダウンを奪う判定勝ちでトップシーンに躍り出たテラサスと、ラファエル・マルケスとの国内ライバル決戦に勝利し、チャンスを掴んだミハレス。
このクラスの王座を狙う日本選手にとっても、大いに気になる王座決定戦です。
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黒田vsレベコ WBA世界フライ級タイトルマッチ
27日、神奈川県川崎市とどろきアリーナ。WBA世界フライ級9位黒田雅之(川崎新田)選手が世界タイトル初挑戦のリングに上がった。
WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(亜)は、Lフライ級も制した2階級制覇王者。
正規王者となって初めて、暫定王者時代も含めると通産3度目の防衛戦となる。
いよいよ試合開始。
日本王者時代の待ちの姿勢を改め、積極的に王者に向かっていく挑戦者だが、レベコは多彩な左ブローから右へつなげて試合の主導権を握っていく。
地元での世界挑戦。
気合十分の挑戦者だったが、レベコの技巧は黒田選手に付け入る隙を与えない。
第5ラウンド。挑戦者は強い左で王者をたじろがせる。
このラウンドはジャッジ3者が黒田選手にポイントを与えた。
王者の上手い、速い、強い、多彩な左は挑戦者の右まぶたを大きく腫らしていく。
しかし、「パンチをもらっても僕は行くしかなかった」と、黒田選手はそれでも前に出続けた。
試合は規定の12ラウンドを終了。
オフィシャルのスコアは、117-111、117-111、116-112の3-0で文句なく王者レベコ。
黒田選手は、「僕はまだ世界王者の器じゃなかった」と潔く敗戦を認めた。
王者の手を上げるのはラスベガスを拠点とし、マニー・パッキャオ等の数々の有名選手の試合を裁いたトニー・ウイークス主審。
勝利に沸くレベコ陣営。
6回に左拳を痛め王者は陣営にも明かさず、「強いパンチを打つのが難しいのでポイントを取ることに集中した」と冷静に試合を振り返った。
戦績を30勝(16KO)1敗としたWBA正規王者は、WBC世界同級王者五十嵐俊幸(帝拳)選手との対戦にも興味を示している。
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中国初の世界王者 熊 V1戦はラスベガス!?
中国人初の世界チャンピオン。WBC世界ミニマム級王者 熊 朝忠の初防衛戦が、米ネバダ州ラスベガスで計画されている。
3年前、中国開催から一転、急遽東京で行われることになったWBC世界フライ級王者内藤大助(宮田)選手への挑戦試合で熊は、王者からダウンを奪う大健闘で日本のファンに名前を売った。しかし、その後は2度来日し、粉川拓也(宮田)、小野 心 (ワタナベ)の両選手に苦杯を喫している。
そんな熊が昨年11月、地元中国・昆明でWBC世界ミニマム級王座決定戦出場のチャンスを掴み、ハビエル・マルチネス(メキシコ)を判定に降し、中国人初の世界チャンピオンの座を射止めてしまった。
マルチネスと、熊。(WBCニュースより)。
初防衛戦は指名挑戦権を持つ、1位クェジョ・D・シンワンチャー(比)=32勝(21KO)4敗6分。井岡一翔(井岡)選手に挑戦したファン・エルナンデス(メキシコ)とダウン応酬の末3回反則負け。06年レイ・ミグレノ(比)に2回TKO負け=。との対戦が義務付けられていたのだが。
4月13日に計画されているV1戦の相手は、最新ランキングでミニマム級18位にランクされるカルロス・オルテガ(パナマ)。23歳の挑戦者候補は、これまで8勝(4KO)2敗という戦歴。
5年前のデビューから7連勝を記録するも、8回戦に上がってからは1勝2敗。一昨年7月と、最新試合の昨年12月の二度に渡り、現WBC15位ワルテル・テジョ(パナマ)=3月16日、WBA世界Lフライ級暫定王者アルベルト・ローゼル(ペルー)に挑戦=。に連敗を記録している。
日本的にいえばA級になって1勝しかしていない選手で、世界ランキングはおろか、ナショナルランキングに入れるのもどうかというところ。
”中国の小型タイソン”は、内藤戦で中国世界戦開催の為だけにランク入り。ミニマム級王座決定戦は、実績のないクラスで異例の抜擢。中国人初の世界王者として熊がラスベガス登場するのは悪くない。
しかし、本当にやるんですかねェ。実現すれば、これほど運の強い選手も珍しいとしか言いようがない。(;^_^A
「世界の王座は奪うものではない。与えられるものです」と語ったのは、1970年代の名選手門田新一(三迫)選手だった。
時代は変わりましたねェ。f^_^;
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井上の標的ニエテス&WBAライト級 結果!
4月16日に予定されるプロ転向第3戦が、フジテレビで午後7時から2時間枠の生中継されることが内定しているビッグホープ井上尚弥(大橋)選手が、ターゲットとして名前をあげるWBO世界Lフライ級王者ドニー・ニエテス(比)が、1階級下のWBO世界ミニマム級王者モイセス・フェンテス(メキシコ)の挑戦を受けた。
2日(現地時間)比国セブ島で行われた試合は、激しい攻防戦が繰り広げられた。中盤抜け出したフェンテスを、地元のニエテスが終盤追い込む形で12ラウンド終了。
発表されたスコアは、115-113で一人がニエテス。残る二人は114-114。引き分けでニエテスが2度目の王座防衛に成功。王者は31勝(17KO)1敗4分。
ナミビアへ遠征したWBO世界バンタム級王者パンルンアン・ソー・シンユー(タイ)は、地元の世界1位パウルス・アンブンダの挑戦を受けた。敵地で初防衛を目指した王者だったが、12回判定負けで王座転落。
スコアは、116-112、116-112、115-113の3-0。身長154センチと小柄な32歳の新王者は、20戦全勝(10KO)無敗。日本人選手に挑戦の機会は訪れるか?
ラスベガスで行われたWBA世界ライト級正規王座決定戦。暫定王者(1位)リカルド・アブリル(キューバ)vs3位シャリフ・ボゲーリー(ウガンダ)の一戦は、アブリルが12回判定勝ちで新正規王者となった。
突貫スタイルで突っ込み、パンチを振り回すホゲーリーのファイトに、180センチの長身アブリルはやりにくそうでクリンチ多発。それをボゲーリーが振りほどこうともつれ合い、両者噛み合わない展開が続いた。
消耗戦となった試合は、パンチの正確性で勝ったキューバ人が3-0の判定をものにした。スコアは、116-110、116-110、115-111の3-0。
晴れて正規王者となったアブリルは、18勝(8KO)3敗1分。
かつてアブリルを指導し、現在はホルへ・リナレス(帝拳)選手のトレーナーを務めるイスマエル・サラス氏は、「アブリルの弱点はよくわかっている。リナレスを挑戦させたい」と自信満々に語っている。
※一部ブラウザで閲覧できない状態にありましたが、原因解明し復旧しました。ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
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サーシャの同僚・ラスベガス進出!WBA世界Sライト級
昨年11月、米フロリダ州サンライズでホアン・グスマン(ドミニカ)を8回負傷判定に破り、WBA世界Sライト級正規王座を獲得したカビブ・”ザ・ホーク”・アラクベルティエフ(ロシア)の初防衛戦は、ラスベガスのリングが予定されている。
試合は3月30日(日本時間31日)、マンダレイベイ・リゾート&カジノで、アミア・カーン(英)を初回でストップしたこともある強打者、ブレイデス・プレスコット(コロンビア)相手に行われる。
07年、米国リングでプロデビューしたアラクベルティエフは30歳。身長173センチのサウスポー・スタイルで、これまで18戦全勝(8KO)無敗。初のラスベガス登場となる。
また同じリングでは、人気者ブランドン・リオス(米)vsマイク・アルバラード(米)のWBO世界Sライト級暫定王座決定戦もセットされている。こちらは、大激戦に終わった昨年10月の初戦に続くダイレクト・リターンマッチ。
プロモーターはボブ・アラムのトップランク社で、勝者同士の決勝戦も考えられそうです。
アラクベルティエフは、WBA世界ヘビー級正規王者アレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)、日本ファン期待のサーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手と同じ、ウラジミール・フルーノフ(ロシア・下写真)氏の傘下にある。
ポヴェトキンは、WBA世界ヘビー級スーパー王者に認定されるウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に指名試合を迫っており、WBAは対戦指令を文書で両陣営に通達。クリチコ側は1試合挟む意向のようだが、ヘビー級WBA王者対決は実現されそう。
さて、今年こそは同僚に追いつくべく、メジャー王座挑戦のチャンスを掴んでほしいサーシャ選手の次戦は、3月31日(現地時間)ロシアで保持するIBO世界Sバンタム級王座の初防衛戦が予定されている。
挑戦者はセルジオ・カルロス・サンチラン(亜)=30勝(14KO)12敗3分=39歳。
ここは問題なくパスして、メジャー王座挑戦へ邁進してほしいところ。今年こそは、ですね!。
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アブリルvsボゲーリー WBA世界ライト級戦
2日(日本時間3日)、米ネバダ州ラスベガス。WBA世界ライト級タイトルマッチ。挑戦者WBA同級3位シャリフ・ザ・ライオン・ボゲーリー(ウガンダ)は、”ライオン丸”のいでたちでリング登場。
24歳の挑戦者は、これまで23戦全勝(15KO)無敗。
こいつは凄い!(+_+)
デラホーヤもビックリ!
この試合を前にして、暫定王者から正規王者へ昇格。この試合が初防衛戦となったリカルド・アブリル(キューバ)。
リングサイドには、ホルへ・リナレス選手、粟生隆寛選手の帝拳コンビの姿が。
試合開始。
突進して来るボゲーリーを、長身のアブリルが迎え撃つといった流れがすぐ出来上がった。しかし、もつれ合い投げ飛ばし、ラビットパンチと試合は荒れ模様。
2回から挑戦者は、ステップインしながらジャンピングで、ワイルドなフック、アッパー、オーバーハンドで攻め立てるが、黒田戦のレベコと比べるとヒットに乏し。
両選手クリンチ、ホールド、もつれ合いの状態になる場面が盛んに見られて試合は噛み合わない。
それでも正確なパンチを打ち込んだ王者がポイントをピックアップしていった。
第6ラウンド。アブリルは額をカットしてドクターチェックを受ける。
第7ラウンド。アブリルのクリンチでの度重なる腕の締め上げ、押さえつけ行為に、ラッセル・モラ(ラスベガス)主審は減点1を課した。
第9ラウンド終了。
まだまだ元気そうなザ・ライオン・ボゲーリー。
アブリルのアドバイザーで、米マイアミ在住のニカラグア人、リカルド・リゾ(中央)。
ラストラウンド。今度はホゲーリーがバッティングで減点を取られた。
最後までもみ合いの多い消耗戦は、どちらも決定的な場面を作れないまま最終ラウンド終了のゴングを聞く。
レンゾ・バグナリオルWBA立会人(ニカラグア・左)とモラ主審に挟まれ勝利者ポーズのアブリル。
116-110、116-110、115-111。スコア上、文句のない勝利をあげた王者だが、その表情は不満そうで笑顔はない。
30歳の王者は、これで18勝(8KO)3敗1分。負け試合は、全てスプリットの判定を失ったものだ。
この試合を観戦したリナレス選手をコーチする、イスマエル・サラストレーナーは「挑戦させたい。自信がある」と言い切ったが、果たしてWBA王座挑戦はありえるのか。
今後の防衛ロードに注目!
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細野vsジョン 最新WBAランキング
WBAは、2012年2月度のランキングを発表。月間最優秀選手はライト級正規王者リカルド・アブリル(キューバ)が選ばれた。優秀選手に、日本で黒田雅之(川崎新田)選手の挑戦を退けた、フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(亜)が選出されている。
ファン・カルロス・レベコ。
日本関係で大きな変動はなし。世界初挑戦に敗れた黒田選手も、フライ級13位にとどまった。再起戦に勝利した元WBA&WBO世界Lフライ級王者ジョバンニ・セグラ(メキシコ)が8位に登場。
前回3位オマール・ソト(メキシコ)は、3月1日、空位のメキシコ王座戦で伏兵ウリセス・ララ(メキシコ)=12勝(7KO)13敗2分=によもやの2回TKO負けを喫し、一気にランク外へ。勝ったララの名前は見当たらない。
フェザー級6位細野 悟 (大橋)選手の3度目の世界挑戦が内定。4月13日(現地時間)、インドネシア・ジャカルタで地元の英雄、同級スーパー王者クリス・ジョンへ挑戦する。
クリス・ジョン。
「ソロソロ(落城)じゃないの?」という声も聞こえる中、50戦48勝(22KO)2分無敗の王者は、世界王座在位10年目を迎え、33歳になった。
細野選手のバズーカ砲が爆発するのか、ジョンが持ち前のアウトボクシングで翻弄してしまうのか。「3度目の正直」に期待したい。
カバジェロvs細野。
一階級世界王者3人認定制を目指すWBAは、着々と足場固め。
16日には、前回決着のつかなかったバンタム級暫定王座決定戦がパナマで行われる。ロベルト・バスケス(パナマ)vsジョン・マーク・アポリナリオ(比)。
どちらが勝っても、指名挑戦者決定戦にさえ出る資格がない者同士で、”ランキング委員会”なるものの存在、機能性が疑われる。
Sライト級では、正規王座決定戦で敗れたばかりの元世界3階級制覇王者で、現在5位にランクされるホアン・グスマン(ドミニカ)と、8位ビセンテ・モスケラ(パナマ)の間で暫定王座決定戦が画策されている。
4月から実施される日本のIBF、WBO、加盟後の課題として、スーパー王者と正規王者の線引き、挑戦規定は必要になってくるだろう。WBA王座問題は、避けては通れないように思います。
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5月3日佐藤洋太 タイで防衛戦!
オプション契約を持つタイ側が送り込む挑戦者の故郷シーサケットは、タイ東北部、カンボジアとの国境に位置する。完全アウェイでの戦いとなるが、「KOする自信はないけど、完封する自信はあります」という王者は、「熱いのも好きなんですよ」と頼もしい。
26歳の挑戦者は、これまで17勝(16KO)1敗1分という驚異のKO率を誇るハードヒッター。
前哨戦となった今年1月28日のヨドピチャイ・シッサイスーン(タイ)=日本で1勝1敗=戦は、初回僅か78秒でTKO勝利。
2013-01-28 Srisaket Sor Rungvisai vs Yodpichai... 投稿者 sweetboxing8
当たれば強いパンチを持つが、骨のある対戦者との経験はなく実力は未知数。4年のキャリアで10回を戦ったのは、2010年2月の大庭健司(FUKUOKA)選手に敗れた試合だけ。それ以後は、5回まで戦ったのが1度あるだけで、他は全て4回以内のKO勝利。
スタミナ、試合運び、大試合の経験と全てに於いて王者に見劣りする挑戦者だが、「若くて、チャンスもらってやる気は凄いですよ」と、地元挑戦に賭ける意気込みは相当なもののようだ。
「バンコクでも大変なのに、さらに地方では」と心配の声もあるのは確かだが、「洋太のボクシングなら、大丈夫」と大竹マネジャーは断言。
得意のスピードボクシングで、シーサケットにボクシングのレッスンを施してもらいたい。触らせなければ、ポイントの取られようもない。
王者はこの試合に勝てばオプションから解放され、晴れて世界王者として稼げるようになる。ここは負けられない。
ご声援、よろしくお願い申し上げます。
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