不敗のまま世界ミニマム級王座を返上した井岡一翔(井岡)選手が、大晦日、2階級制覇へチャレンジ。WBAのこのクラスは5連続防衛中のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)=34戦全勝(28KO)無敗=が、正規王者として君臨していたが、スーパー王者に昇格。
同級2位の井岡選手と、5位のホセ・ロドリゲスが空位となった正規王座を争うことになった。
本来のLフライ級に戻った井岡選手には大いに期待が集まる。トレーナーを務める実父、一法氏が今年度のエディ・タウンゼント賞を受賞したのも大きな励みと、刺激になっていることだろう。
先日、第18回受賞者である大竹マネジャーと一緒にエディママの経営する”ドン・ピン”(21)へ、毎年続けている受賞お礼に伺って来ました。相変わらず面白いエディママ。相変わらず、「弘樹がねェ」(井岡会長)のお話が、よく出ました。(^-^)/
23歳のロドリゲスは、これまで28勝(17KO)1敗の戦歴。最新の試合は4月にペルーに遠征した試合で、地元のアルベルト・ラッセルに判定負け。WBA同級の暫定王座初防衛に失敗している。したがって井岡戦は再起戦。
気の緩みは考えられない井岡選手の優位は動かず、2階級制覇試合の内容が問われることとなろう。
八重樫 東 (大橋)選手とのミニマム級王座統一戦での井岡選手は、まだまだ引き出しがありそうで、もっとやれそうな印象を受けた。
さて、ファン、そして関係者も注目するのが、ゴンサレスとの戦い。
WBAは井岡vsロドリゲス戦勝者と、ゴンサレスの対戦を90日以内に指令。交渉がまとまらなければ入札とし、その場合、スーパー王者の取り分は75%としている。懐かしいですね、「90日以内」。(;^_^A
ゴンサレスは井岡選手の勝利を予想し、対戦を楽しみにしている様子。
Lフライ級王座を目指す当初からゴンサレスをターゲットの一人としてあげていた井岡陣営だけに、ここは良い形で勝って、スーパー王者との対戦に挑みたいところ。
「ロマゴンに勝ったら、具志堅さんになる可能性あるねェ」
「そうですね。これは見たいし、可能性ありますよ!」
「強い選手と戦いたい」という意志が強い一翔選手。だからこそ、日々、力が付いていく訳ですが、Lフライ級に立ちはだかる”ロマゴン”の壁への挑戦は、さらに強くなる大きな要素でもある。
まずは大晦日。一翔選手のボクシングに注目!。
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