世界王座挑戦が期待されるWBA世界Sバンタム級4位サーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手の次戦は、3月31日モスクワでの12回戦が予定されている。対戦相手は、20日(日本時間21日)に開催されるWBA同級王座統一戦リコ・ラモス(米)vsギジェルモ・リゴンドー(キューバ)戦の結果いかんで変わってくるか。
この日は、WBA世界クルーザー級の王座統一戦。正規王者ギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)vs暫定王者デニス・レベデフ(ロシア)の一戦もセットされており、興行がキャンセルされる可能性は低い。楽しみです。
リゴンドーvsサーシャ。観たいですねェ。
5階級制覇を果たしたWBO世界バンタム級王者ホルへ・アルセ(メキシコ)は、2月18日メキシコで初防衛戦を予定。対戦相手は元フライ級王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)が予定されていたが、これはキャンセル。変わってキャリア19年、41歳のジョヴァンニ ・ アンドラーデ(ブラジル)が選ばれた。
世界ノーランクのアンドラーデは、173センチの長身選手で、これまで62勝(50KO)13敗の記録を残す。しかし、リゴンドーには3回(09年)で、 ファン・マヌエル・ロペス(07年)には初回で倒されるなど、著名選手との対戦では打たれもろさをさらけ出している。
試合の興味は、アルセが果たして何回で、どんな倒し方をするのかだけに絞られそう。
ライト級で王座を伺う無敗の元フェザー級王者ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)は、3月3日ロサンゼルスでロッキー・フアレス(米)相手にライト級12回戦を予定してる。
フアレスは09年2月、WBA世界フェザー級スーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)と引き分けたものの、リターンマッチを落とし、現在まで5連敗とすっかり勝ちに見放されている。しかし、一線級の対戦相手に対しKOされることは避けている。
28勝(20KO)9敗1分のキャリア中、KO負けは一つもない技巧派のフアレスだが、よもやもガンボアがもたつくことはあるまい。新しくコンビを組んだエマヌエル・スチュアートトレーナーとの練習成果がどのように出るか。ここは強烈な印象を残すKOを期待したい。
21戦全勝(16KO)。ガンボアは果たして誰の王座を狙っていくのか。大いに楽しみです。
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