亀田興毅４位 あきべぇ１５位 WBA最新ランキング

ＷＢＡは２０１２年１1度の最新ランキングを発表。月間ＭＶＰにはフェザー級新スーパー王者シンピウェ・ベチェカ（南アフリカ）。優秀選手にはＳウェルター級暫定王者エリスランディ・ララ（キューバ）が選ばれた。

べチェカ。

バンタム級正規王座を返上した亀田興毅（亀田）選手はＳフライ級４位。また、オーバーウェイトで王座を剥奪されながら、亀田大毅（亀田）選手に勝ったリボリオ・ソリス（ベネズエラ）は、バンタム級６位に移動。

韓国でのＰＡＢＡ（汎アジアボクシング協会）Ｓウェルター級王座決定戦を制した、渡部あきのり（野口）選手が同級１５位に顔を出した。渡部選手は協栄ジムから野口ジムへ移籍後、２戦目での世界ランク復帰。

クリス・ジョン（インドネシア）のＶ１９を阻止したべチェカには、”UNDISPUTED CHAMPION”（議論なき王者）の表記。他に”UNIFIED CHAMPION”（統一王者）、普通のSUPER CHAMPIONと分類は分かれ、ＷＢＡらしいややこしさとなっている。

ドネア。

またＷＢＡはべチェカに正規王者ニコラス・ウォータース（ジャマイカ）との王座統一戦をいきなり指令。今後の交渉が注目される。ケガで復帰が来年４月以降となる同級４位のノニト・ドネア（比）は、とりあえず空席予定の正規王座がターゲットか？。

トップランクと契約したウォータースは荒削りな強打が魅力の選手で、まだまだ強くなりそう。ドネアとは王座統一戦でが、アラムの狙い？。

フェザーは１位に暫定王者ヘスス・アンドレス・ケジャル（亜）。２位に下田昭文（帝拳）選手、５位には細野　悟　（大橋）選手と日本勢が続く。３位ゲーリー・ラッセルＪｒ（米）は、ＷＢＯの指名挑戦者に指令されており、こちらも空席予定の正規王座の行方が気になるところ。

ララ。

オースティン・トラウト（米）に勝ち、Ｓウェルター級正規王座に就いたと思われたララは暫定王者のまま。

来年３月８日（現地時間）、再起戦が決まっているサウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）。対戦相手にミゲール・コット（プエルトリコ）、セルヒオ・マルチネス（亜）を希望していたが、どうやらコットｖｓマルチネス戦が本気まりの様子。

ララは、「カネロにチャンスを提供するのに何の問題もない」と、アルバレスとの対戦を希望している。

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