3月下旬東京都内でWBC世界Sフライ級王者スリヤン・ポー・チョークチャイ(タイ)への挑戦が決まった、WBC同級3位佐藤洋太(協栄)選手は、同郷(岩手県)の先輩、WBA世界ミニマム級王者八重樫 東 (大橋)選手とのスパーリングを計画。
「八重樫さん、スリヤンに似てるかなァって思って」
「これから毎日でもスパーリングやって鍛えていこうと思っています」
佐藤、3月下旬世界戦へ八重樫とスパー計画(デイリースポーツ)
昨日もジムの若手を相手に、「自分のテーマを持った」スパーリングを精力的にこなした世界挑戦者は、協栄ジム12人目の世界チャンピオンになる強い決意を見せている。
「俺、簡単に勝てるなんて思ってないっすから」
自分の為に自分で考え、そしてトレーナーの意見を聞き、スパーリングで試す。研究心の強い佐藤選手は、常に貪欲。スパーでは試しながら、「アッ、やっべェ!」というシーンもあるのだが、そういう経験を基に自分の技を磨き、積み重ねてきている。
試合はファイタースタイルの王者に対し、挑戦者が持ち前のスピードを活かしたアウトボクシングで挑むという構図が一般的予想。挑戦者は出足の良い王者を試合開始から封じ込み、前半からリードを奪い、後半は王者の焦りを誘いたい。
世界挑戦決定の報にたくさんの激励コメントを頂きまして、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。佐藤選手は、きっと皆様のご期待に応えてくれるファイトを見せてくれるものと確信します。
保持していた日本Sフライ級王座は13日付けで返上。空位となった王座は、チャンピオンカーニバルで対戦が決まっていた日本同級1位帝里木下(千里馬神戸)選手と、上位ランカーによる王座決定戦で新チャンピオンが決められる。
このクラスの上位ランカーは、WBC11位に元世界王者名城信男(六島)選手、WBC14翁長吾央(大橋)選手、WBA14位久高寛之(仲里ATASUMI)、日本2位戸部洋平(三迫)選手ら。(他にOPBF王者赤穂選手、亀田大毅選手)
果たしてどのようなカードになるのか、こちらも興味深いところですね。
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