２３日、マカオで開催されるＷＢＯインターナショナル・ウェルター級王座決定戦に出場する、マニー・パッキャオ（比）、ブランドン・リオス（米）両選手の前日公式計量が、試合会場のベネチアン・リゾートホテルで行われた。
元６階級制覇王者パッキャオは、連敗を喫した過去２戦よりも２ポンド絞った１４５ポンド。”スーパースター”は、引退を賭けてリオスを迎え撃つ。
元ライト級王者リオスは、直近のマイク・アルバラード（米）戦よりも６．５ポンド重い１４６．５ポンド。キャリア最重量となった。果たして、元来持つパワー＆タフネスはウェイトをあげたことで、より重厚なものになったのか。
ティモシー・ブラッドリー（米）戦ではまさかの判定負けを喫し、続く宿敵ファン・マヌエル・マルケス（メキシコ）との一戦では、悪夢の失神ＫＯを喰らい２連敗となったパッキャオは十分な休養を取り、これが１１ヶ月ぶりのリング登場。
この休養が吉と出るのか、それとも本番で思わぬ衰えを見せることになるのか。これはゴングが鳴ってみないとわからない。しかし、好戦的なリオスは、それを見極めるには絶好の相手であると思われる。
現在、世界で一、二を争う実力派トレーナー、フレディ・ローチ（パッキャオ）、ロベルト・ガルシア（リオス）の戦略対決も楽しみです。
試合の模様は２４日（日）、午後０時からＷＯＷＯＷ
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