予定されていたWBA世界ライト級王座挑戦が急遽延期。3階級制覇を狙うホルへ・リナレス(帝拳)選手は、仕切り直しのライト級10回戦に出場した(10日、両国国技館)。チーフセコンドはイスマエル・サラス氏。
対戦相手は元WBCカリブ・Sライト級王者フランシスコ・コントレラス(ドミニカ)。これまで、21勝(16KO)3敗の29歳は、身長178センチの長身選手。
杉山主審の注意を聞気、いよいよ試合開始ゴング。
打って出たコントレラスだったが、リナレス選手は動きをよく見て対応。
鋭い左リードでドミニカ人を脅かす。
そして、右ストレート一閃。
コントレラスはキャンバスへ吹き飛んだ。
大の字のコントレラスは、そのまま動けず。
KOタイム1回3分8秒。
快勝に顔もほころぶリナレス陣営。
「ノンタイトルでもKOできて良かった。来年はベルトがほしい。3階級制覇をやりたい」
写真中央はコントレラス、山中選手のV4戦相手ホセ・ニエベス。三浦隆司選手のV2相手、ダンテ・ハルドンらを擁するトウト・サバラJr氏。
帝拳ジム・本田明彦会長は、WBC世界ライト級暫定王者オマール・フィゲロア(米国)をリナレス選手の新ターゲット候補に挙げ、「フィゲロアの次の次の防衛戦ならチャンスがある」と話した。
リナレス選手、来年は勝負の年になりそうです。3階級制覇に期待。
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ホルへ・リナレス 「ターゲットはWBC王座」 vsコントレラス
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