14日(日本時間15日)、ラスベガス・MGMグランド。IBF世界Sウェルター級タイトルマッチ12回戦。王者イシュ・スミス(米)に同級2位カルロス・モリナ(メキシコ)が挑戦。フロイド・メイウェザーJr(米)が実質的にマネージメントするスミスは、これが初防衛戦。
試合は立ち上がりから動きが固い王者に、挑戦者がいつもの通り前進し、しつこい攻撃でポイントをピックアップ。
師匠譲りのL字ガードから左フックを狙うスミスだが、的中率はいまひとつ。逆にモリナの右を被弾する。
決め手に欠ける挑戦者だが、前進は止まらない。終盤戦はモリナの攻勢と手数か、スミスの打ち返しの威力あるパンチを取るかといった展開。モリナ優性の印象で試合終了ゴングを聞いた。
判定は以外にも割れたが、苦労人モリナが新チャンピオンに輝いた。
モリナは22勝(6KO)5敗2分の30歳。フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)とは引き分けた後、再戦で0-2判定負け。マイク・アルバラード(米)にも0-2負け。昨年はジェームス・カークランド(米)にポイントリードしながら10回反則負け。
エリスランディ・ララ(キューバ)と引分け、カーミット・シントロン(プエルトリコ)、コリィ・スピンクス(米)には勝っている、歴戦のつわものであるが、とにかく地味な印象が強い。
しかし、王座を得たことでビッグマッチへのチャンスは広がった。
スコアは117-111、116-112、112-116の2-1。
これも大いに考えさせられるスコアリングでした。
いや、難しい。f^_^;
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