11日、大阪ボディメーカーコロシアム。WBA世界ミニマム級正規王者宮崎 亮 (井岡)選手は、親友井岡一翔(井岡)選手と共に、2度目の王座防衛戦に挑んだ。対戦相手は同級暫定王者へスス・シルベストレ(メキシコ)。
本業は、「ナニワプロモーション」所属のムード歌謡歌手。「演歌の職人」を目指す小川ゆうじ リングアナのコールで料選手入場。
27勝(20KO)3敗のレコードを引っさげてシルベストレが入場。
赤コーナー側からは、やや緊張の面持ちで宮崎選手が入場。
国歌”君が代”を歌うのは挌闘家の角田信朗氏。宮崎選手の王座獲得戦から3戦連続の登場で、宮崎選手にとっては縁起歌手。
不敵な笑みを浮かべて試合開始ゴングを待つ正規王者。
巧みに左を使うシルベストレに対し、足を止めてコンビネーションで対抗する宮崎選手。
第2ラウンドはジャッジ3者が正規王者にポイントを与えた。
しかしこの回、宮崎選手はバッティングで左目上をカット。ドクターチェックを受ける。
4回はシルベストレのラウンド。強い右を宮崎選手に打ち込み、ポイントを奪い返した。
第5ラウンド、再び偶然のバッティングで両選手共にドクターチェックを受ける。
これは珍しい。違うドクターが、それぞれの選手を同時にチェックする、日本リング史上初の『ダブル・ドクターチェック』。
これは合意的。
宮崎選手は顔面の腫れが目立って来た。
コンビネーションで攻める正規王者だが被弾も多い。
ジャッジ泣かせのラウンドが続く。
第6ラウンドまでのスコアは、三者三様のイーブン。
試合はどつき合いの様相を呈して来た。 = 後半戦 → 宮崎vsシルベストレ 王座統一 WBA世界ミニマム級戦
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