12日、東京・大田区総合体育館で開催されたWBCダブル世界戦は、バンタム級王者山中慎介(帝拳)選手が”神の左”を爆発させ初回2分40秒で、挑戦者ホセ・ニエベス(プエルトリコ)を粉砕。初防衛戦に挑んだフライ級王者八重樫 東 (大橋)選手は、挑戦者オスカル・ブランケット(メキシコ)からダウンを奪い大差の判定勝ち。
この夜は第3のカードとして組まれていた元2階級制覇王者長谷川穂積(真正)選vsメキシコ王者へナロ・カマルゴ(メキシコ)の一戦も初回でアッサリ勝負がつくなど、テレビ局泣かせの結果。
日本テレビ系列で午後7時から放映された視聴率は、平均7.6%(関東地区)。
それでも、『1分間の深イイ話×ボクシング世界戦』で生中継された、4月のマルコム・ツニャカオ(真正)選手とのV3戦(12回TKO)での7.2%は上回った
観戦に訪れたWBO世界バンタム級王者亀田和(亀田)選手に、リング上から「ぜひ統一戦やって盛り上げましょう」と余裕のエールを送った山中選手。
控室では「WBOにこだわりはない」とし、「盛り上がれば誰でも。一番やりたいのはモレノ」と、現在11度防衛中のWBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)との対戦を希望した。
4人連続でサウスポー挑戦者と対戦したのは、サウスポー王者モレノと対戦への布石?
ジムの先輩、”永遠のチャンピオン”故・大場政夫(帝拳)選手と並ぶ5度目の防衛戦は、11月にも故郷滋賀県を含む関西圏で行なわれる模様。
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