プロボクシング初代東洋・太平洋Sフライ級王者藤本梨恵(協栄)選手が、オートレーサーに転進。厳しい訓練期間を経て晴れて選手登録なった藤本氏は、今日、所属する伊勢崎オートレース場でデビュー戦を迎えた。愛車名は”ボクセラドーラ”。
試走(レース前、全力で1周を走る)は出場8選手中ただ一人、「本人の申し出」によりやり直しの再試走。それでも他の選手と比べ大分タイムが見劣る。これは買えない。ちょっぴり不安。(;^_^A
オートレースは持ちタイムによるハンデ戦が特徴となっている。藤本選手は次ハンデの選手と30m、最高ハンデ選手とは80mのハンデ差をもらっている。デビューに備えて走り込みで3キロの減量をしてきたが、新人選手の2級車(500CC)は出足が不安。
さて、いよいよスタート。30mハンデの川口建志郎(船橋)選手はスタートが速い。藤本選手は2コーナーで懐に入られ、3コーナーでは完全に差をつけられた。こうなると、自分のコース取りをすることが困難になり、ズルズルと後退。
デビュー戦は大差のシンガリ8着と、大変厳しい結果になった。
オートレース界では、1996年人気アイドルグループ”SMAP”を脱退しオートレーサーとなった森且行(川口・39)選手が、なんといっても有名。森選手の2012年度の獲得賞金は2589万9830円。先日も雨中の川口でG1レース『日刊スポーツ・キューポラ杯』を制し、優勝賞金400万円を獲得。生涯獲得賞金はすでに4億円を超えている。
ちなみにオートレース選手の平均年収は1300万円。('-^*)/
さて、”特例合格”の元女子王者は、伊勢崎オート初の女性選手として注目を集める。
道は厳しいが、「私は勝負の世界に身を置くことで生きているという実感を得る人種」という藤本選手の、今後の頑張りに期待したい。皆さん、応援してあげてくださいね。(^-^)/
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