9月14日、フロイド・メイウェザーJr(米)とサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が、152PのキャッチウェイトながらSウェルター級最強の座を賭けて対戦する陰で、這い上がりのチャンスを虎視眈々と狙う二人が対戦する。
WBA世界Sウェルター級暫定王者エリス・ランディ・ララ(キューバ)vs前WBA世界同級スーパー王者オースティン・トラウト(米)。
今年4月、アルバレスに敗れたとはいえ、実力者という評価にたがわぬボクシングを見せたトラウト。しかし、地味である。26勝(14KO)1敗。
6月、アルフレド・アングロ(メキシコ)との王座決定戦では2度のダウンを奪われながらも、相手の顔面を腫れ上がらせて10回TKO勝利。暫定王者となったララはこれが初防衛戦。18勝(12KO)1敗2分。トレーナーは、かつて浜田剛史(帝拳)選手の持つ世界王座に挑戦したロニー・シールズ(米)。
渋めな二人が、1日でチケット・ソールドアウト。歴代売上げレコードを樹立したビッグマッチのアンダーカードに出場するのは、なんとなくうれしい気がします。(^-^)/
つまらない試合運びには定評あるトラウトが、アルバレス戦同様、このチャンスを逃してなるものかと再び積極的に出て行くのか。
同じキューバ人王者ギジェルモ・リゴンドーが、人気選手ノニト・ドネア(比)に勝利したにもかかわらず、HBOは今後リゴンドーの試合を放送する気なし。ララもメジャーファイターとして認められ、ビッグマッチに出場するには、見せなければならない。
「トラウトはメイウェザーに勝てる唯一のスタイルを持った選手だと思うんですけど」(山田純夫氏)
ララvsトラウト。さまざまな思惑が交錯しあうメジャーへの道を賭けた戦い。こちらも、ある意味おもしろそうです。('-^*)/
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