フロイド・メイウェザーJr(米)の最新ファイト。対ロバート・ゲレーロ(米)戦(5月4日・MGMグランド)の興行収支は大幅赤字。ShowtimePPVで放映された試合は、主催のゴールデン・ボーイ・プロモーションが試合後PPV100万件越えを主張していたが、その後公式発表がなされず、疑惑が渦巻いていた。
有料入場者数1万4258人で入場料収入は、992万2350ドル(約9億9千万円)。クローズド・サーキット売り上げは8,333枚で、41万6650ドル(約4160万円)。PPV件数は87万5千件で、経済誌・フォーブスによるとShowtimeは1200万ドル(約12億円)の赤字を被ったとされている。
ファイトマネーはメイウェザーの3200万ドル(約32億円)に対し、ゲレーロは300万ドル(約3億円)。
同時に行なわれたWBC世界フェザー級戦は、王者ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)、挑戦者アブナー・マレス(メキシコ)共に37万5千ドル(約3670万円)。
IBF世界バンタム級王座を返上し、ノンタイトル戦に出場したレオ・サンタクルス(メキシコ)は16万5千ドル(約1610万円)。元Sフライ級王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)は2万5千ドル((約250万円)。
ノーコンテストに終わったNABFミドル級王座決定戦に出場した15戦全勝(8KO)のホープ、ジレオン・ラブ(米)が10万ドル(約1千万円)。ガブリエル・ロサド(米)は6万ドル(約600万円)。
さて、9月にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)との対戦が決まっているメイウェザーが、年2回リングに登場するのは07年以来6年ぶり。この試合はチケット即日完売など、大きな注目を集めているが、試合内容、興行成績共に、メイウェザーにとっては名誉挽回が求められる。
果たしてマネーに見合うパフォーマンスを見せることは出来るのか?
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