世界へのチャンスを掴むべく海外に拠点を移した亀海喜寛(帝拳)選手が、イスマエル・サラストレーナーとの新コンビで、WBAインターナショナル・ウェルター級王座決定戦のリングに登場。セコンドはミゲール・デイアス氏と、リングジャパンから帝拳へ移籍の村木トレーナー。8日(日本時間9日)米・カリフォルニア州カーソン、ホームデポ・センター
元WBA世界S・ライト級暫定王者(現7位)ジョアン・ペレス(ベネズエラ)。これまで16勝(12KO)1敗1分。この1敗は昨年7月、パブロ・セサール・カノ(メキシコ)に7回負傷判定(0-2)で喫したもの。
元IBF世界Sフェザー級王者スティーブ・フォーブス(米)を破って再起を果たしたペレスも、再浮上を賭けた戦い。
試合開始。
意欲満々の亀海選手は前に出たが、動きが硬く手が出ない。
初回からポイントを奪ったペレスは上手い左で、無敗の元日本王者をコントロール。
試合は全くペレスのペースとなってしまった。
下は来日経験もあるロバート・マックWBA立会人(米)。そしてオスカー・デラホーヤ(左)。
亀海選手が流れを変えようと試みるが、ペレスはすかさず打ち返しペースを譲らない。
「このクラスだと自慢のパンチ力もちょっと感じられなかったです」(山田純夫氏)
第7ラウンド終了。リングサイドから帝拳ジム本田会長も必死のアドバイス。
亀海選手にはあせりの色が・・・。
8回、9回と亀海選手は奮戦。しかし、ジャッジの見方はペレス優位に。
そして最終ラウンド。
ラストもポイントはペレス。
スコアは100-90、98ー92、97-93の3-0。
「100はないと思いますが、いずれにしても完敗といっていいでしょう。とにかく動きが固くて手が出ませんでした」(山田氏)
大喜びのペレス陣営。
期待の亀海選手でしたが、実に痛い初黒星となりました。
残念!。
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