10月5日(現地時間)ロシア・モスクワで開催が予定されるWBA世界ヘビー級スーパー、並びにIBF、WBO世界同級正規王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と、WBA世界同級正規王者アレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)による王座統一戦。
この試合で過去最大の1740万ドル(約17億万円)の報酬が約束されているクリチコのトレーナーは、エマニュエル・スチュワード氏が務めていたが、2012年10月、68歳にして永眠。
最新(5月)のフランチェスコ・ピアネッタ(伊)戦で、クリチコのトレーナーを務めたのは、クロンクジム所属の現役世界ランカー、ジョナサン・バンクス(米・写真左端)。
クルーザー級上がりのバンクスは、現在WBC世界ヘビー級2位にランクされる30歳で、戦績29勝(19KO)1敗1分。
6月22日(現地時間)、ニューヨークのWBA世界ウェルター級マリナージvsブローナー戦と同じリングで、セス・ミッチェル(米)とのダイレクトリマッチが決まっている。
引退を示唆しながらも、今もWBC世界ヘビー級王座を保持するクリチコの実兄ビタリィとはライバル関係ということになるが、先の世界戦ではまさに呉越同舟といったところ。
昔、テクニックには定評があったバトルホーク風間(石丸→奈良池田)選手が、同じ日東一門ということで、現役世界王者工藤政志(熊谷)選手をコーチしたりということもありましたが、セコンドまですることはありませんでした。
ポヴェトキン戦でもトレーナーを務めることになれば、バンクスの報酬も桁外れ?(ファイトマネーの5~10%)。
違った角度から、バンクスとクリチコ兄弟の関係に注目して行きたいと思います。
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