WBC世界Sバンタム級王者ビクトル・テラサス(メキシコ)の初防衛戦は、同級1位レオ・サンタクルス(メキシコ)の挑戦を受けることがWBCから義務付けられ、31日(現地時間・以下同)、メキシコシティで入札が行なわれた。
結果はサンタクルス擁するゴールデン・ボーイ・プロモーションが、52万6千ドル(約5300万円)で興行権を落札した。王者側のフェルナンド・ベルトラン(ザンファー・プロモーション)は、45万1千ドル(約4500万円)。
テラサス。
規定によりテラサスのファイトマネーは、落札額の70%の36万8200ドル(約3700万円)、サンタクルスは157800ドル(約1600万円)となる。
試合は9月14日のフロイド・メイウェザーJr(米)vsサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦、または7日に移動となったダニー・ガルシア(米)vsルーカス・マティセ(亜)戦と同時に挙行される。
クリスチャン・ミハレス(メキシコ)にダウンを喫しながらも、微妙な判定勝ちで王座に就いたテラサスは37勝(21KO)2敗1分で、以前はカネロ・プロモーション傘下にあった。
IBF世界バンタム級王座を返上し、クラスをあげてきたサンタクルスは24勝(14KO)1分無敗。ノニト・ドネア(比)、マイキー・ガルシア(米)、ティモシー・ブラッドリー(米)らを擁するキャメロン・ダンキンマネジャーの下を離れ、アル・ヘイモン一派に移動している。
予想はサンタクルスの2階級制覇達成に傾きそう。
今後のビジネス戦線は、ビック・ダルチニャン(豪)を傘下に収めたボブ・アラム&ベルトランの逆襲にも注目。
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