WBC世界Sライト級、WBA世界同級スーパー王者ダニー・ガルシア(米)。25歳のチャンピオンはこれまで26戦全勝(16KO)無敗。4月のサブ・ジュダー(米)戦では、過去最高のファイトマネー125万ドル(約1億2600万円)を得た。
ガルシアが稼げるボクサーへのチャンスを得たのはラスベガス。2011年4月、元世界ライト級統一王者(IBF、WBO、WBA)ネート・キャンベル(米)を文句なしの判定に破った試合が、100万ドルファイターへの始まり。
メインカードはエリック・モラレス(メキシコ)vsマルコス・レネ・マイダナ(亜)。石田順裕(グリーンツダ)選手が、無敗のKOパンチャー、ジェームズ・カークランド(米)を電撃初回KOしたのも同じリング。石田選手の報酬は3万5千ドル(約350万円)。これはカークランドも同じ。
ガルシアの稼ぎは石田選手を下回る2万ドル(約200万円)だった。=キャンベルは3万5千ドル=。
次のケンドール・ホルト(米)戦では7万5千ドル(約750万円)。同じリングでWBC世界ライト級王座決定戦に出場したホルへ・リナレス(帝拳)選手の10万ドル(約1100万円)には及んでいない。
元世界王者ホルトを破ったガルシアは2012年3月、ビッグネーム、エリック・モラレス(メキシコ)と空位のWBC世界Sライト級王座を争うチャンスを与えられ、文句なしの判定で元4階級制覇王者を破る。しかし、この試合でモラレスは正規ウェイトを作れず罰金を喰らっている。
ガルシアの取り分はファイトマネー22万5千ドルと、モラレスが科せられた罰金5万ドルの合計27万5千ドル(約2770万円)。モラレスは95万ドル(約9600万円)。
世界王者となったガルシアの次の対戦相手はアミール・カーン(英)。そして”英国の至宝”を豪快に4回TKOで降す。報酬はカーンの95万ドル(約9600万円)に対し、52万ドル(約5200万円)。
この勝利でガルシアは押しも押されぬスターボクサーの地位を勝ち取った。2012年10月、モラレスとの再戦では、元4階級制覇王者の30万ドル(約3千万円)に対し、100万ドル(約1億100万円)。ついにガルシアは100万ドル選手になった。
9月にも予定されるWBC世界Sライト級暫定王者ルーカス・マティセ(亜)との対戦が実現すれば、ファンにとってはたまらないスリルを味わえる緊張感のある一戦となるだろう。
スーパースターへの登竜門=ビッグなファイトマネー。
楽しみですねェ!(^O^)/
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