16日におこなわれた”怪物”井上尚弥(大橋)vs佐野友樹(松田)の一戦は、フジTVが19時から『カスペ!・ボクシングEXCITING TIME・金メダリスト村田公開プロテストマッチ&怪物井上日本ランク1位に挑む! 』で生放送。視聴率は6.9%でした。
プロ2戦のキャリアで日本Lフライ級6位にランクされる井上選手は、実父・真吾トレーナーとのコンビで、世界目指す。左、大橋秀行会長。
青コーナーから入場は、日本Lフライ級1位にランクされる佐野選手。31歳のベテランは、17勝(12KO)2敗4分。11年8月の日本王座挑戦はスプリットの判定負け。だが、再起戦はノーランカー相手に引き分け。昨年はタイ選手との一戦のみで、この日が1年ぶりのリング登場。
気合十分の佐野陣営。
下は観客席の日本Sライト級王者小原佳太選手(中央)と、竹中 良 選手の三迫ジムコンビ。
元OPBF王者松田直樹(帝拳)氏と、タレントの矢部美穂さん。
井上選手の先輩王者、八重樫 東 選手も元王者川嶋勝重氏と観戦。左は川崎新田ジム・新田会長。
TV放送席の解説は、元世界王者西岡利晃(帝拳)氏。
試合開始。スピードのある井上選手に対し、1年ぶりの佐野選手は立ち上がり、カンを取り戻すまでがやや不安。
試合は初回から井上選手がスピードの違いを見せ付け、早いジャブ、左フックでリード。井上選手の切れ味鋭いパンチで、早くも佐野選手は右目上から出血。
そして第2ラウンド。
決着は早いのか、と予感させた。
この日、プロテストを受験した村田諒太(三迫)選手も、ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト清水 聡 選手、大関復帰を目指す関脇の把瑠都関と一緒に観戦。
第3ラウンド。KOの期待が高まる。
3回に右拳を痛めたという井上選手は、左一本でボクシングを組み立てる。
続く第4ラウンド。左ショートを効かせた井上選手は、一気にまとめてこの試合2度目のダウンを奪う。
2度目のダウンから立ち上がった佐野選手は、気持ち折れずに戦う姿勢を示した。
このラウンド、右目上の傷でドクターチェックが入る。左目下の腫れも大きい。
しかし試合は続行。
怪物vsベテランの意地がぶつかり合う。 = 続 く =
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