10日、後楽園ホール。WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ。強打のチャンピオン山口直子(白井・具志堅S)選手は2度目の防衛戦を迎えた。
本業は数学教師という小村リングアナ。
挑戦者はイタリアからやって来た同級7位ロレダナ・ピアッツァ。これまで9勝(4KO)1敗という戦歴の33歳。
WBA立会人は、アラン・キム(韓国)氏。JBC森田事務局長(左)、秋山専務理事(右)。
試合開始。
前に出るチャンピオン。
挑戦者はその出鼻を迎え撃ち、一進一退の様相。
第3ラウンド。
立ち上がった挑戦者も反撃。
しかし、続く第4ラウンド。またしても王者の強打が炸裂。
応戦する挑戦者だが、山口選手の右でこの回2度目のダウン。
立ち上がったピアッツァは、終了ゴングに逃げ込む。
第7ラウンド開始早々、山口選手の右でピアッツァはこの試合4度目のダウン。
すかさず挑戦者コーナーからタオルが投げ入れられ試合は終了。
2度目の防衛に成功した王者は、14勝(12KO)2敗。
念願のKO防衛にも、「75点。打たれ強い相手なら倒れていない」と謙虚に語った。
夢破れた挑戦者陣営。
女子ではまれにみるパンチ力の持ち主である山口選手。
具志堅用高会長はV3戦の相手として、WBA同級暫定王者ダニエラ・ベルムデス(アルゼンチン)、WBC女子世界ミニフライ級王者藤岡奈穂子(竹原&畑山)選手らの名前をあげた。
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