19日、タイへ遠征した堤英治(三迫)選手は、元世界王者デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)の持つ、PABAスーパーフライ級王座に挑戦。世界3位を、後一歩まで追い込んだが、惜しくも最終ラウンド残り2秒を残してTKO負けとなった。
第10ラウンドは、火の出るような激しい打ち合い。デンカオセーンに余裕はなく、ストップ寸前の大チャンス。
”勝負を賭けた”連打は素晴らしかった。
最後は前のめりにふらついたところをストップされたが、全力を尽くしてのファイトは、チャンスに賭けた堤選手の心意気が大いに伝わってくる好試合だった。
この試合を前に堤選手は、協栄ジムに出稽古。今月31日に日本Sフライ級王者帝里木下(千里馬神戸)選手に挑戦する日本同級1位白石豊土(協栄)選手とスパーリングを重ねた。
8回、10回。そして12ラウンド。
うなり声をはっしながら、スタミナ作りのスパーリングに明け暮れた堤選手は、スパーの都度成長を見せ、「だんだん良くなって来てるよ」が実感できた。
「日曜日に出発します。マレーシア経由なんですよ」(^_^;)
「絶対チャンスあるから。デンカオはねェ・・・」
大竹マネジャーが三迫ジム射場トレーナーにアドバイス。憎っきデンカオセーン。
「やっつけて来てくれよ!。デンカオ、人間的には良いんけどね」('-^*)/
さて、敵地に乗り込み気合十分のファイトを見せてくれた堤選手を見習って、白石選手にも”勝負”を賭けた全力ファイトを期待したい。
デビューから8年。
その日、その時、その場で、後悔しない行動ができる、”気持ち”も練習でみがいて来た。
気持ちの強いチャンピオンは、たくさん勝たないけど負けにくい選手。
しかし、きっと一生懸命戦ってくれることと信じています。結果は必ず付いてくる!。
応援、深く感謝です!→
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デンカオセーンvs堤vs白石 「惜しい!」好試合!
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