16日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊カーソンのホームデポ・センターには、マニー・パッキャオ(比)に勝った男、WBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)が登場。同級3位ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)の挑戦を受けた。
挑戦者はこれまで、22勝(15KO)1敗。
コーナーにはパッキャオのトレーナー、フレディ・ローチが付いた。
リチャード・デキュアWBO立会人(米)。
いよいよ試合開始ゴング。
そして、初回から波乱の幕開けとなる。
前のめりに倒れるも、その倒れ方ゆえにパット・ラッセル(米・65歳)主審は、「スリップ」のコール。
しかし、立ち上がった王者の足元はふらつき、大きくよろめきながら後退。
初回終了ゴングを聞き、思わず苦笑いのチャンピオン。
しかし、この余裕もなくなる苦闘が始まろうとしていた。
第2ラウンド。ブラッドリーは、「突貫小僧」よろしく果敢なアタックを敢行するが、プロボドニコフに打ち負けピンチに陥る。
このラウンドもポイントを失った。
しかし3回に入ると、コーナーの「ジャブだ。ボクシングだ」の指示を実行。
王者は強打に固執せず、ジャブ、フットワーク、手早いコンビネーションで、ダメージからの回復を計る。
しかし6回終盤には、再びロープに追いつめられピンチ。
上はブラッドリーのキャメロン・ダンキンマネージャーと、兄弟か親戚と思われる大変よく似た男性(縞模様のシャツ)。
苦闘のブラッドリーは、第7ラウンドから再びフットワークを使いアウトボクシング。
挑戦者の強いプレッシャーを何とかはねのけようとするが・・・。
終盤戦。王者はまたもや大ピンチに陥る。
= 続 く = → ブラッドリー 、ダウンす!WBO世界ウェルター級戦
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