23日タイ・バンコク。WBC世界フライ級タイトルマッチ と同時に開催された、WBC世界Lフライ級タイトルマッチ王者アドリアンエルナンデスvs同級3位コンパヤック・ポーラムック(タイ)の一戦は、衝撃の結末。
試合は両選手譲らない、激しい打ち合いが続いた。
王者が攻めれば、挑戦者がすかさず打ち返すといった展開。
激しい攻防戦が続いた第10ラウンド。
王者攻勢のあと、逆襲に転じた挑戦者のボディ攻撃に体が丸まったエルナンデス。ここでコンパヤックの鋭い左から右のコンビネーションブローが炸裂すると、チャンピオンはどっとキャンバスへ崩れ落ちる。
エルナンデスは立つことができず、10回2分31秒KOで新チャンピオン誕生。
2度目の王座防衛に失敗したエルナンデスは、22勝(14KO)2敗1分。
29歳の新王者コンパヤックは、44勝(30KO)3敗。06年5月、豪州でフセイン・フセイン(豪)にダウンを奪いながら4回僅差の負傷判定を失って以来黒星はない。
新王者は4月までに元王者ヒルベルト・ケブ・バース(メキシコ)との対戦が義務付けられている。
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