26日、後楽園ホールで行われたWBA世界女子Lミニマム級タイトルマッチは、ビジュアル系対決。
チャンピオン宮尾綾香(大橋)選手は、これが初防衛戦。
挑戦者は同級13位の秋田屋まさえ(ワイルドビート)選手。
リングサイドから鋭い視線を送る試合管理役員。
第3ラウンド、秋田屋選手は偶然のバッティングで右目上をカット。
多彩なパンチを放つチャンピオン。
4回には宮尾選手があごに偶然のバッティングを食らい倒れ込む場面も。
「完全に効いた。足にきた」
そして第6ラウンド。宮尾選手の右で秋田屋選手は、「足を踏まれて倒れたのに」というダウンを喫する。
必死の反撃を見せる挑戦者だが、上手い王者はクリーンヒットを許さない。
最終、第10ラウンドは両選手は激しい打ち合いを演じ、会場は盛り上がった。
勝負は判定に持ち込まれ、96-93、98-92、98-91の3-0で宮尾選手が勝利。
29歳の王者は、10勝(1KO)1敗。
「次こそはスマートな女子ボクシングを見せたい」と新たな目標を掲げた。
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